童謡「ぞうさん」や「1ねんせいになったら」の作者である 詩人のまど・みちお さんがお亡くなりになりました。

1909年(明治42年) のお生まれなので、
104歳の長寿をまっとうされたということになります。

まどさんが、1999年に発表した 全編書き下ろしの詩集が 「メロンのじかん」

1999年ということは、まどさん90歳の時の新刊本です ひらめき電球

{2C9B4904-256A-47AD-80F0-E29FE0809792:01}


メロンというのは、その当時 一緒に生活されていた ゴールデンレトリバー犬の名前です しっぽフリフリチューリップ赤

まどさんの目は、 いつもいつも小さな命に向けられていたように感じます。

道端に咲いている ちっちゃな花、いつも傍らに寄り添う愛犬メロン、ぷうーんと飛んでくる蚊、出てきたら最後 追いかけ回されて殺されるゴキブリ・・・とかげカメヒヨコ


中でも 私のお気に入りは、
まど・みちお全詩集に 収録されている

「おならはえらい」

という ちょっとユーモラスな詩です。

おならは
出てきた時に、きちんと挨拶するから
まったく えらい、
というものです。

もし、私が "おなら" だったら
嫌われることが多いけれど、
こんなに褒めてくれる人がいるのなら
おならに生まれてよかったなーニコニコ音譜
と思ったかもしれません。


まど・みちおさん
たくさんの心優しい詩をありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

{E085112A-28DE-48EE-A4CB-9189F6FB6F59:01}