私の歌舞伎見物のパートナーは80歳を越えた母ですので、チケット購入時には 少し気をつけることがあります。

脚が弱っていますので、階段や段差はなるべく使いたくありません。

新しい歌舞伎座の場合、地下の木挽町広場 ~ 一階正面入り口 ~ 二階・三階席 への移動は、もちろんエスカレーター完備ですので大丈夫。

館内には案内の女性スタッフが大勢いて、常に気を配り、いつでも笑顔で手を差し伸べてくれます。

二階の前方の席の場合、後方の扉から入り段差を降りることになります。
とてもよく見える良いお席ですが、休憩時間ごとに山を登って下ることになりますので、不安な方はご注意下さい。

個人的な意見ですが、二階の最後列はとても居心地がよかったです。

左はしで扉のすぐ脇のお席でしたが、トイレに行くにも二階ロビーに出るにも一番近い、後ろがいないので観劇中 前のめりの姿勢になっても大丈夫。
時々姿勢を変えられると、楽なようです。

肝心の舞台ですが、大きく視界が開けて音響も最高、花道の手前は見えませんが問題ありません。
役者さんが立ち止まって見得を切ったりする七三(しちさん)という場所はちゃんと見えました。

ご両親やおじい様おばあ様との歌舞伎見物、またはチケットをプレゼントされる時の参考になれば幸いです。