※中絶・死産の内容を含みます。

閲覧は自己責任でお願いします。




13時半すぎに少し破水し

陣痛がはじまりました。


なかなか赤ちゃんが降りてこなかったため、

15時頃3回目の促進剤を投入。


早く出してあげたいという気持ちと

いくらでも痛みには耐えるから

ゆっくり出ておいでという気持ちと

色んな感情がずっとぐるぐる巡ります。


嬉しくて悲しい赤ちゃんとの対面。

早く会いたいけど、

会えてもすぐお空に行ってしまう我が子。






3回目の促進剤後、

ようやく陣痛が本格化。


1人目の出産の痛みを思い出し、

怖くなる度に赤ちゃんのことを考えました。


私がこの子にしてあげられるのは、

この子のタイミングで出てくるまで、

一緒に頑張ることくらい。

それしか考えずにただただ耐えました。


やはり体が小さいためか、

通常時の分娩のときよりも、

骨がきしむような痛さはありません。


いよいよ唸り声が出る程度

陣痛が酷くなってきたため、

助産師さんが内診。


もうすぐそこまで

出てきてくれているとの事。


安心と不安と、色んなものが混ざって、

少し泣きそうになりました。


先生が呼ばれ、

最終エコーで赤ちゃんの位置を確認。


もう出て来れると思うとのことで、

処置の準備が始まりました。


先生が会陰をグッと開き、

(避けそうだったけど我慢)

力入れてと言われて2.3回力んだら、

すぐににゅるっと胎盤とともにでてきてくれた、

お利口な我が子。


陣痛は痛いけど、

物理的な痛さがない分、

私の場合は通常分娩よりも全然平気でした。


苦しまずに産ませてくれてありがとう。

出てきてくれた瞬間に感じた気持ちでした。



先生によると、やはり診断通り、

内臓は外に出てしまっているものの、

ほかは綺麗な状態ででてきてくれたとのこと。


助産師さん、看護師さんが、

丁寧に丁寧に赤ちゃんを綺麗にして、

箱の中におさめてくれました。


ついに我が子と対面。

わずか2cmの小さな小さな頭なのに、

ちゃんと目と鼻と口があって。


小さなお手手は、

きちんと前で組んでもらい、

看護師さんたちの計らいで

お腹には布をかけて頂いていました。


まだ宇宙人のようなつるつるちゃんだったけど、

小さくて可愛くて

夫と2人、涙が止まりませんでした。


小さくて大変だったのに、

手形と足型も残してくれました。





お腹以外は、

全部綺麗で、

お腹さえちゃんと形成されていれば、

どんな子に育っていたのかな。


1人目がまだ1歳だからこそ、

そう思ってしまうことからは逃れられません。



明日、体調に問題なければ、

赤ちゃんと一緒に退院予定です。



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