あ~!更新せずに1カ月か。まあいっか。良しとしましょう。
でね、私は人からよく道を訊かれるってことを書いたことがあったと思うんです。
更にこんなことに驚かされたって話も書いたと思います。
郵便ポストの前に佇む少年が私に訊くんです。
「どっちに入れたらいいですか?」
ま、普通の郵便物らしかったので左だよって教えました。
もう、年賀状の季節は過ぎてましたからね。
これ以上はないだろうと思ってました。
そしたら最近、最強の尋ね方をされたんです。
横断歩道で信号待ち(正確には横断歩道の手前で信号待ちですが)をしていた時に、私の横に自転車を横付けしてきたオジサンが訊いてきたんです。
「今日、雨降りますかねぇ?」
知りません、そんなこと。しかも私ウオークマンでテレサ・テンを聴いていた最中だったので一瞬何が起こったのか解りませんでした。
でも、明らかに私に訊いてんです。
こう言う時に知らないって言えないんですよね、私。
だから、こう答えました。
「雲の位置が高いから降らないんじゃないですかね」
その判断が正しいかどうか知りませんけど、その日は一日雨が気になりましたね。…降りませんでしたけど
雨と言えば、ここ何年か花見日和だってことでスケジュールを組んで、その日の途中から雨降ってきたり、朝から雨なんて日もあって、皆でわいわい酒飲んだっていう記憶がないん。
もちろん飲みすぎて記憶がない場合もありますが、なんかここ2~3年花見した記憶がないんです。
私んちの裏にある御屋敷の桜は、ほぼ満開と言っていいでしょう。
で、煙草を吸いにベランダに出ますと雨です。また雨か。
下から読んだら「かめあたま」
これ書いてんのが金曜日の夜中なので土日はどうなんですかねぇ。
桜に浮かれている場合じゃないぞ日本人ってことなんですか?
ま、ドンチャン騒ぎをする年でもないですから、晴れ間に一人で桜見てるのもいいかもしれません。
そうすると、誰かが訊いてきます。
「どうして桜は同時期に咲いて同時期に散るんですか?」
私は答えます。
「それはソメイヨシノに限ったことで、江戸時代に一本の木から挿し木することで(違ったかな)全国に増やしたそうなんですな。
だから、同じDNAを持った桜にそのような現象が起こるのは当然なんじゃ。
当然という言葉も進化(?)を遂げておるぞ。「然」という字と同じ読みをする「前」をあてて「当り前」という言葉がうまれたらしい。
落語に出てくる「あたぼうよ!」というのは、「当り前だべらぼうめ」の略でな。
米から糊を作る時の「へらぼう」を威勢よく言うために「べらぼう」になったらしいが、なぜ「へらぼう」が出て来たかというと、米を食うしか能がないということで馬鹿にする表現として使われたらしい。もう少し桜について話を聞きたかったら私の家に来なさい!遠慮せずに」
と、私が振り返ると
「いな~い!」
ケンパパでした