最近ジワジワと名前をきくようになったのがお笑いコンビ「コットン」だ。

 

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なぜか2020年頃を境に、ある程度劇場で人気を集めているのに改名するというコンビが続いたが、コットンもその1組だ。
 
元々は「ラフレクラン」として活動していたが、結成10年目となる2021年にコットンへと改名した。
 
個人的にはコットンというコンビ名は検索してもヒットしづらいので、ラフレクランのもままの方がよかったと思うのだが、なぜ改名したのだろうか。

 

改名した理由

 

改名した理由はずばり「覚えてもらいにくいコンビ名だったから」。

ネタ番組に出してもらっても、ゲストの方が「さっきの〇〇のネタをやっていた人が気になりました」とネタの内容は頭に残っているけれど、コンビ名は残ってないみたいなことが頻繁にありました。

 

引用:

 

 

 

ちなみに検索のしづらさは承知の上だそうで、

 

いま現段階でわかることはエゴサーチは諦めました!! とりあえず全力で頑張りますのでコットンを愛してください!

 

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とも語っている。

 

お笑いコンビ「バイきんぐ」も、本当は「バイキング」としようとしたところ、西村が「コンビ名で検索したときにひっかからない」とカタカナと平仮名を混ぜたらしい。

 

なので、平仮名とかでもよかったんじゃないかと思うけど、そこはポリシーなんだろうか。

 

コットンのように何でも吸収して、コットンのようにオールシーズン活躍でき、コットンのように万人に愛されるために、コットン100%で頑張ります。

 

引用:

 

だそうです。

 

ラフレクランとは

 

ラフレクランは2012年結成。

 

laugh(ラフ:英語で笑う)+L'écrin(レクラン:フランス語で宝箱)を組み合わせたという。

 

立ち位置左のツッコミが西村、立ち位置右のボケがきょんだ。

 

ネタは、西村が作成しているらしい。

 

2人は吉本興業の運営する養成所「NSC」の面接で知り合い、それぞれ他のコンビを経て卒業後にコンビを結成。

 

M-1グランプリは準々決勝、キングオブコントでは準決勝まで進出している。

 

さらに、2019年にはお笑いコンテスト「NHK新人お笑い大賞」で優勝

 

ちなみにラフレクランと検索すると、「せいや」とお笑いコンビ「霜降り明星」のせいやの名前がでてくるが、どうやら同大会が収録であるにも関わらず、放送日前にラフレクランの優勝をバラしてしまったらしい。

 

 

 

ネタ番組「じわじわチャップリン」や関連番組の「これからチャップリン」「そろそろにちようチャップリン」に数多く出演しており、各番組内の大会でも優勝している。

 

持っているカードは多いのに…

 

ちなみに、吉村は慶応卒で元アナウンサー。大学時代にはミスター慶応にも輝いた。

 

経験人数は300人を超えるモテ男であり、兄は政治家で姉は国会議員の秘書。

 

野球・ピアノ・水泳・ダンスに長けており、水泳ではジュニアオリンピック選手にも選ばれたことがあるという。

 

さらに、あまり知られていないが教育番組「いないいないばあっ!」のコンサート「わんわんわんだーらんど」にきりんのりんたろうとして出演

 

番組内で、先日惜しまれつつ卒業を発表したゆうくんとピアノの連弾で伴奏を行ったり、もぐらのもぐちゃんと共にトロンボーンを演奏したりもしている。

 

 

一方のきょんも、卓球で県ベスト4・サッカーで県選抜に入るほど運動神経に長けており、一時期はテレビ番組でバランスボールを使った技も披露していた。

 

元々はIT関連会社の営業をしており、社長賞を受賞するほどの活躍ぶりだったという。

 

また、父親は高校時代、同じ高校に通っていた親友の田代まさし(マーシー)・後輩の桑野信義(クワマン)からコーラスグループ「シャネルズ」を結成する際に誘われたことがあると語っている。

 

さらに、2018年に結成された吉本興業内のアイドルグループ「吉本坂46」にはコンビ揃ってメンバーに選ばれており、同グループ内でもダンスに力を入れたユニット「吉本坂RED」に所属していた。

 

 

芸人・タレントとしてのカードをたくさん持っているラフレクランだが、ある程度のところで知名度・活躍がとどまっているようにも感じる。

 

それを打破するための一手が「改名」だったのかもしれない。

 

しくじり先生への出演で、オードリーにハマった?

 

2人は、2021年にバラエティ番組「しくじり先生」に出演。

 

ブレイクできない原因がコンビ名にあるとして番組内で改名した

 

番組内では、それまであまり明るみにでてこなかった西村の「俺は凄い」キャラが爆発。

 

確かにすごい経歴であり、誇れるはずなのだがどこかナルシシズムを感じる絶妙な"イタさ"が面白がられた。

 

以降、オードリーのラジオ番組などでコットンの西村の名前が挙がるようになり、トーク番組「あちこちオードリー」などにも出演。

 

2人が元々"陽キャ(クラスの人気者タイプ)"あることから、昨今の"陰キャ(クラスで目立たないタイプ)"がもてはやされる風潮に怒りを感じていると語っていた。

 

先日はバラエティ番組「有吉の壁 若手予選会」にも出場した。(髪を剃るネタをしていたが、安村がやりまくっているネタなのでよほどじゃないとそこを超えられないよね…)

 

西村のキャラクターが売れるきっかけとなる可能性はあると思うが、確かにコットンが売れないのは2人の"陽さ"にあるのかもしれない。

 

お笑いコンビ「ニューヨーク」も似たようなタイプだが、コットンとはちょっと違う。ニューヨークにはなんか"ダルさ"とか"卑屈さ"みたいな感じも渦巻いておりコットンみたいにピカピカしてはいない

 

クラスのカーストでいうと上の方にいるけどトップじゃないみたいな。お笑い界で売れるかどうかでいうとクラスのトップオブトップは厳しいのかもしれないね。

 

でも、今は西村のポジrポジポジティブな面やありふれている自信に着目されているし、お笑いコンビ「ティモンディ」の高岸のように自己肯定感・他者肯定感を高める笑いというのも新ジャンルとして出てきている。

 

世の中が変わるにつれ、コットンに吹く風も変わるかもしれない。

 

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■西村・結婚

 

結婚してないんじゃないかな。独身関連のライブにも出演してる。