「おかえり。楽しかった?」
 「うん」
 「はい!すっごく楽しかったです!」
 「ふふっ、お風呂沸いてるから先に入っちゃいなさい」
 「うん。雅紀、入ろう」
 「ぅん…///」
 手を繋いだまま脱衣所まで行く。

 「可愛いわね、2人とも」
 「うるさい!」
 「ふふっ、私はお邪魔だものね。疲れたでしょ?ゆっくりしてなさいよ。上がったらアイスでも食べましょう」
 そう言ってキラキラ笑顔で消えていく先輩のお母さん。

 「櫻井先輩」
 「あのさ…2人の時は、呼び方変えない?」
 「……翔、さん?」
 「…///うん」







 「ぷはぁ〜!」
 「…////」
 「え?何?」
 「いや!もう俺出ようかな」
 「え?もう出るの?もうちょっと浸かっていいよ」
 先輩…もとい翔さんに肩を押さえられる。

 「せっかくだし。な?」
 「ぅん…////」
 翔さんの筋肉質な体…。

 「うん?」
 「え?な、何も!何も見てません!」
 「え?何が?」
 「い、いや!何にも見てません!」
 「いや、じゃなくてさ。のぼせる前に上がろうか?顔赤いし」
 「あ、うん…///」