濃い味に慣れると、濃い味のものしか美味しくなくなります。


辛いものも慣れると、香辛料を山のようにかけても食べられるようになります。


強い刺激というのは、際限なく求めるようになりがち。


一方、弱い刺激は、だれも求めない。




愛についても、そう。


相手からの愛の言葉、接触、プレゼント、契約など

これらは、強い刺激。


こうしたものが、一切、得られないのがサイレント期間。


でも、かすかな、本当にかすかなものから、相手からの愛を感じられるようになっていく。


強い刺激は分かりやすい。


それがあれば安心?


なければ不安?


いいえ。


微かな愛情が分かるようになったら、いつでも安心になっていく。


かすかなものは、分かれば分かるほど、もっとかすかなものが分かるようになると思う。


それはもはや目には見えないし、聞こえもしないものだろう。


今、まさに、そういう訓練をしているのかも知れません。