お伽話に蛙の王様(王子様)ってありますよね。

お姫様は、森で遊んでいた時に、大切な鞠を泉に落としてしまいました。

泉にいた蛙が見つけてくれた代わりに、お姫様は蛙の言うことをなんでも聞くと約束したのです。


でも、お姫様は蛙のことが嫌いです。

一緒に食事をするのも、一緒のベッドで寝るのも、嫌々なんですから。

そして、蛙を壁に投げつけてしまいます。

その時、蛙は美しい王子様の姿に戻ったのでした。



昨日、
突然、こんな言葉が頭に浮かびました。


こんなに美しい王子様だったのね


それで、蛙の王子様の話を思い出したのです。


私にとって、蛙って何だろう…って考えて。

蛙=さまざまな困難、理不尽な出来事ではないかと。

彼に出会うまでの、私の人生に起こったことは、

さまざまな困難や、理不尽な出来事の連続でした。

こんなもの要らない!と思う出来事でした。

でも、人から見たら恵まれているように思われていたかも知れませんね。当の本人にしか分からない事なので。

私はそれらの出来事、現象から、時には逃げ、
時には我慢し、時には取引きして、生きてきました。

お姫様と同じです。嫌々ながら付き合ってきました。


ある日、蛙を叩きつけたわけではないけど、
そのような自覚はないけど…



彼に出会って、

こうした出来事さえ、

全部、私を守ってくれていたことであったり、

私を成長させることであったんだって気づいたのです。




彼が現れた時、

美しい王子様だと思いました。

もちろん、今も、そう思っています。



嫌な蛙になって、私を守り、成長させてくれたんです。




物語にはさらにこう、ありました。

お姫様しか、蛙を王子に戻す事は出来ない、と。




私は美しい王子様=彼のことを見て知っています。

でも、厳密に言えば、

まだ蛙であるかもしれません。


なぜなら、私は、

会えないことが嫌だ

って思ってるから。


我慢=サイレント期間だから仕方ない。

怒る=連絡くれないなんて冷たいヒト!

怒る=連絡するって言ったのに、嘘つき!

逃げる=もう忘れる!

逃げる=会えないんなら人生やめたい。

取り引き=何かすれば会えるようになると思うこと。


逃げる、怒る、取り引きはやってませんが、

我慢だけはしていますからね。



まだ蛙なのかな、って。


叩きつけるってどういう事なのでしょう。

物語ではそれが良い展開を産んでいます。


蛙を叩きつける。

素直に解釈すると、
会えない事は嫌なんだ!って自分の気持ちを彼にぶつける事?

でも、これは良い展開にはならないと思う。

会えないことを嫌なことと思わないようにする、
それも、嫌なことを無くする方法です。

蛙と仲良く過ごすということなのでしょうか?
物語と違ってきますけど。

自分の中で、嫌な事は嫌だということ、我慢をしないと決めること、そういうことなのかも知れません。

または、契約書を破ることなのかもしれません。取り引きしたのだから。取り引き終了の意思表示です。元々は、「鞠(大事なもの)を返してくれるのなら、何でもする」という取り引きでした。
もう借りは返した、ということ。

うーん、考えてみたけど、
蛙を叩きつける、の意味はあまりピンときません。



そうだ。

でももう半分、魔法は解けかかっている。

私は王子様の姿をこの目で見たのだから。

蛙を王子様にする魔法を解くのは、お姫様にしか出来ない。

彼を美しい王子様にしたのは、きっと私だから。

この目でちゃんと見た。

私に会う前の写真の彼を見た時、
なんか、違う…
そんなに素敵だとも、好みだとも思わなかったのです。普通の若い男性。私には関係なさそうなヒト。そんな感じでした。

でも、私の目の前にいた彼は、ほんとうに輝いていたし、高貴な感じ、神々しい印象まで持っていたのです。