心理学の勉強をしていた頃、やったネズミをつかった条件反応の実験。
ネズミ系の動物が大好きなので、気が進みませんでしたが…
電気ショックなどの嫌悪刺激を避ける性質、餌などの報酬を求める性質を利用して、
ネズミさんも学習していく、ということを実験で調べます。
人間も、ネズミと変わらないような行動をします。苦痛を避け、報酬を求める。
報酬を得る手段に苦痛が伴うと、コンフリクト(葛藤)という苦しみが生まれます。
思い出しながら書いてます(^^)
①➕➕コンフリクト
どちらも選びたいけど、片方しか選べない
②➕➖コンフリクト
報酬を得る変わりに、嫌なことを我慢しなければならない
③➖➖コンフリクト
どちらも嫌だけど、どちらか選ばなくてはならない
④➕➖ ➕➖コンフリクト
どちらかを選ばなくてはならないが、一長一短である
どの種類であっても、悩みです。
ネズミと変わらない行動はもうやめにしようと思うのです。
①〜④の葛藤に共通するのは、逃げ場がないと思っていること。
どちらかを選択するしかないのだ、と自分の可能性を二つだけにしてしまっていること。
じゃあ、どうしたら良いんだ?
って思わなくもないですけど、
第三の方法があるかも知れない。
それどころか、方法など無限にあるのかも知れない。
報酬➕だと、思っているものは本当に報酬?
嫌悪刺激➖だと、思っているものは本当に危険なもの?
それも、思い込みかも知れません。
逃げ場が無い。
本当にそうかな?
心理学用語で、
学習性無力感という言葉があります。
例えば、
🅰️押すと扉が開くボタンがあって、ある時から開かなくなると、押しても無駄だと思って押さなくなる。こっそり、開くようにしていても、押さないから、その動物は扉を開けることは出来ない。
🅱️ゲージの左の方に行くと、電気ショックが来る。痛くて嫌だから行かなくなる。電気ショックの仕掛けを解除しても、その動物は、ゲージの左の方には行かない。
経験や常識から、当たり前だと思っていて(学習性)、やるだけ無駄で(無力感)、いつも間にか気づきもしないことになっているような、別の可能性があるのかも知れない。
別の可能性。
今、それが何なのか分からなくても良いのです。
ただ、可能性の入る余地をいつも心に残して置く。
そうしたら悩むということは自然と無くなってくると思います。
人間の悩みは複雑です。
動物を使ったコンフリクトの実験は、とてもシンプルです。
人間の悩みも、骨組みだけ見ればシンプルなものなのです。
悩みがあるときは、具体的な事を頭に置きながら複雑にグルグルと考えがちですが、シンプルに考えてみるのもたまには良いかと思います。