「家具を組み立てようと思ったのに、六角レンチが見つからない!」
「付属していたはずなのに、どこにしまったんだろう……」
そんな経験はありませんか?
六角レンチは、家具の組み立てや自転車の調整などでよく使われる工具です。
でも、普段から頻繁に使うものではないため、いざ必要になったときに見つからないこともありますよね。
六角レンチは、条件が合えばマイナスドライバーなど身近な工具で一時的に代用できることがあります。
ただし、サイズが合っていない工具で無理に回すと、六角穴がつぶれてしまうことも。
「回らないときは無理をしない」ことが大切です。
この記事では、六角レンチがないときに代わりに使えるものや、代用品を使うときの注意点を初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
♡ この記事でわかること ♡
✓ 六角レンチがないときの代用品
✓ マイナスドライバーで代用する方法
✓ ペンチやモンキーレンチが使えるケース
✓ 代用品を使うときの注意点
✓ 六角穴をなめてしまったときの対処法
✓ 六角レンチのサイズがわからないときの選び方
六角レンチがないときは身近なもので代用できる?
結論からいうと、ネジの形や締まり具合によっては、身近な工具で代用できる場合があります。
ただし、六角レンチは六角形の穴にぴったり合うように作られています。
そのため、専用ではない工具を使うと、うまく力が伝わらなかったり、ネジの穴を傷めたりする可能性があります。
六角穴にしっかりかかるものなら回せる場合がある
六角レンチが見つからないとき、まず確認したいのが「軽い力でもネジが動きそうか」ということ。
たとえば家具を仮止めしているネジなど、あまり強く締まっていないものなら、サイズの合うマイナスドライバーなどで動かせる場合があります。
反対に、長期間使っていて固くなっているネジや、強く締め付けられたネジは、代用品では難しいことがあります。
代用品はあくまで応急処置と考えよう
代用品は、あくまで「今だけ何とかしたい」というときの応急処置として考えるのがおすすめです。
何度も六角ネジを締めたり緩めたりする予定があるなら、サイズの合った六角レンチを用意したほうが安心です。
「ちょっとだけだから♪」と無理に回してネジ穴をつぶしてしまうと、あとで外すほうが大変に。少しでも滑るようならストップしましょう♡
六角レンチがないときに使える代用品7選
ここからは、六角レンチが手元にないときに代用品として使える可能性があるものをご紹介します。
ネジの形によって使えるものが違うので、まずはネジをよく確認してくださいね。
① サイズの合うマイナスドライバー
六角穴付きネジの場合、まず候補になるのがマイナスドライバーです。
六角穴の対角線部分にマイナスドライバーの先端をかけて、ゆっくり回します。
ポイントは、できるだけ隙間なくフィットする幅のドライバーを選ぶことです。
✓ ドライバーを奥まで差し込む
✓ 六角穴にしっかりかかる幅を選ぶ
✓ 真上から力を加える
✓ 少しずつゆっくり回す
細すぎるドライバーは穴の中で滑りやすく、ネジを傷める原因になります。
② ペンチ・プライヤー
ネジの頭が周囲より飛び出している場合は、ペンチやプライヤーで外側をつかんで回せることがあります。
六角穴そのものに工具を入れるのではなく、ネジ頭の外側をしっかりつかんで回す方法です。
ただし、ネジ頭が家具の表面に埋め込まれている場合はつかめないため、この方法は使えません。
また、ペンチで強く挟むとネジ頭に傷がつく可能性があるため、見える場所のネジでは注意しましょう。
③ モンキーレンチ
ネジの外側が六角形になっている六角ボルトなら、モンキーレンチを使える場合があります。
モンキーレンチは挟む幅を調節できるため、さまざまなサイズのボルトに合わせやすいのが特徴です。
「六角穴付きネジ」と「外側が六角形のボルト」は別物です。
モンキーレンチは基本的に外側からつかめる六角ボルトに使います。
④ ソケットレンチ
外側が六角形になったボルトなら、ソケットレンチも便利です。
ボルトの頭全体を包むように工具をかけられるため、サイズが合えば安定して回しやすくなります。
ただし、こちらも家具などでよく見る「頭の内側に六角形の穴があるネジ」には基本的に使えません。
⑤ トルクスレンチ・トルクスドライバー
工具箱にトルクスレンチがある場合、サイズによっては六角穴にかかることがあります。
ただし、トルクスは六角レンチとは先端の形が違います。
無理に押し込むと六角穴や工具を傷める可能性があるため、「たまたまぴったりかかる場合の応急処置」程度に考えておきましょう。
⑥ 六角軸のドライバービット
意外と見落としやすいのが、工具箱に入っている六角軸のドライバービットです。
ビット自体の六角形部分のサイズがネジ穴と合う場合、状況によっては利用できることがあります。
ただし、専用の六角ビットではない部分を無理に使う方法は安定しにくいため、力を入れすぎないようにしてください。
⑦ ボルトとナットを利用する方法
手元にちょうどいいサイズのボルトやナットがある場合、それらを利用して回せるケースもあります。
ただし、これは条件がかなり限定される方法です。
家具の組み立てなどで簡単に済ませたい場合は、マイナスドライバーを試し、それでも難しければ六角レンチを用意するほうが安心です。
六角レンチの代用品を比較してみよう
「結局どれを使えばいいの?」という方のために、簡単にまとめました。
| 代用品 | 使いやすさ | 傷めにくさ | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| マイナスドライバー | ◎ | △ | 軽く締まった六角穴付きネジ |
| ペンチ | ○ | △ | ネジ頭を外からつかめる場合 |
| モンキーレンチ | ◎ | ○ | 外六角ボルト |
| ソケットレンチ | ◎ | ◎ | 外六角ボルト |
| トルクス | ○ | △ | ぴったり合う場合のみ |
工具がグラグラするなら使わないのが正解♪ 「少し大きいかな?小さいかな?」と感じるものを無理に使うのは避けましょう。
六角レンチをマイナスドライバーで代用する方法
家にあるもので試しやすいのがマイナスドライバーです。
ただし、やり方を間違えるとネジ穴を傷める可能性があります。次の順番で慎重に試してみましょう。
♡ 手順
① 六角穴を確認する
ゴミなどが入っていたら取り除きます。
② 幅の合うマイナスドライバーを選ぶ
六角穴の対角線にしっかりかかるものを探します。
③ 奥まで差し込む
浅くかけるだけだと滑りやすくなります。
④ 真上から押さえる
ドライバーが斜めにならないようにしましょう。
⑤ ゆっくり回す
最初から強い力をかけず、少しずつ動かします。
一度試して滑るようなら、それ以上続けるのはおすすめできません。
ネジ穴がつぶれてしまう前に、専用の六角レンチへ切り替えましょう。
代用品を使う前のチェックリスト
♡ まずここをチェック ♡
□ ネジは強く締まっていない?
□ 工具が六角穴の中でグラグラしない?
□ 工具を奥まで入れられる?
□ ネジ穴がすでにつぶれかけていない?
□ 高価な家具や機械ではない?
□ 少し滑ったらすぐ中止できる?
ひとつでも不安がある場合は、無理に代用品を使わないほうが安心です。
六角レンチの代用品を使うときの注意点
サイズが合わない工具を無理に差し込まない
一番注意したいのが、サイズの合っていない工具を無理に使うことです。
工具とネジ穴の間に隙間があると、力を入れた瞬間に工具が滑ってしまうことがあります。
斜めに力をかけない
工具が斜めになった状態で回すと、一部分だけに強い力がかかります。
代用品を使う場合は特に、できるだけ真っすぐ工具を当てましょう。
固いネジは無理に回さない
「もう少し力を入れれば回りそう!」と思っても、工具が滑っているなら要注意です。
六角穴の角が削れて丸くなると、正しい六角レンチを用意しても回しにくくなってしまいます。
電動工具で無理やり回さない
代用品を電動ドライバーなどに取り付けて強い力で回すのも避けましょう。
手でゆっくり回して動かないものは、正しいサイズの工具を使うのがおすすめです。
六角穴をなめてしまったらどうする?
「代用品で回していたら、六角形だった穴が丸くなってしまった……」
この状態は一般的に「ネジ穴をなめる」と表現されます。
こうなったら、同じ方法で何度も回そうとするのは避けましょう。
輪ゴムを挟んで試す
軽度の場合は、幅の広い輪ゴムをネジ穴と工具の間に挟み、摩擦を増やすことで回せることがあります。
ただし、これは必ず成功する方法ではありません。滑る場合はすぐに中止してください。
ネジ頭をペンチでつかむ
ネジ頭が外に出ているなら、ペンチなどで外側からつかんで回せることがあります。
家具を傷つけないよう、周囲を布などで保護してから作業すると安心です。
ネジ外し用工具を使う
完全になめてしまった場合は、ネジ外し専用の工具を使う方法もあります。
無理を重ねるほど外すのが難しくなるため、「これ以上は厳しそう」と感じたら早めに専用工具へ切り替えましょう。
六角レンチのサイズが合わないときは代用できる?
六角レンチは持っているけれど、
「微妙に小さくてグラグラする……」
ということもありますよね。
この場合、小さい六角レンチを無理に使うのは避けましょう。
工具がネジ穴の中で動いてしまうと、六角形の角に力が集中し、穴をなめやすくなります。
ミリとインチの違いにも注意
六角レンチには「ミリ規格」と「インチ規格」があります。
見た目が似ていても微妙にサイズが違うため、「近いサイズだから大丈夫」と無理に使わないことが大切です。
サイズがわからないならセットが便利
家具や自転車など、今後も六角レンチを使う可能性があるなら、複数サイズがセットになったものをひとつ持っておくと便利です。
「どのサイズだったかな?」と迷ったときも、順番に合わせて確認できます。
六角レンチは100均で買える?
「代用品を探すより、近くのお店で買ったほうが早いかも」と思う方もいるでしょう。
六角レンチは100円ショップの工具コーナーなどで取り扱われることがあります。
ただし、商品やサイズ、在庫状況は店舗によって異なります。
欲しいサイズが決まっている場合は、ホームセンターや工具店もチェックしてみましょう。
家にある工具を無理に代用するより、近くのお店で正しいサイズの六角レンチを買ったほうが、結果的に早く解決することもありますよ♪
家具に付属していた六角レンチをなくしたらどうする?
六角レンチが必要になる場面として多いのが、家具の組み立てやネジの締め直しです。
家具を購入したときには六角レンチが付属していたものの、数年後に締め直そうとすると、
「あの小さなレンチ、どこにしまったっけ?」
となりがちですよね。
まず説明書を確認してみよう
説明書が残っている場合は、使用する工具やネジのサイズが記載されていないか確認してみましょう。
メーカーの公式サイトで説明書を確認できる場合もあります。
サイズがわからなければセット品が便利
必要なサイズがわからない場合は、複数サイズがセットになった六角レンチが便利です。
1本だけ購入して「サイズが違った!」となるのを防ぎやすくなります。
六角レンチは1本だけ買う?セットで買う?
今回だけ使う予定でサイズがはっきりわかっているなら、必要なサイズを1本だけ用意する方法もあります。
一方で、家具の組み立てや自転車の調整などをすることがあるなら、セット品のほうが便利です。
| タイプ | おすすめの人 |
|---|---|
| 1本タイプ | 必要なサイズがわかっている・今回だけ使いたい |
| セットタイプ | 家具・自転車・DIYなど幅広く使いたい |
| ボールポイント付き | 奥まった場所などでも作業したい |
| 折りたたみ式 | コンパクトに収納したい |
特に家庭用なら、よく使われるサイズがまとまったセットを工具箱に入れておくと便利です。
六角レンチをなくさないための収納方法
家具に付属している六角レンチは小さいため、そのまま引き出しに入れると行方不明になりがちです。
そこでおすすめなのが、家具の説明書と一緒に保管する方法です。
♡ なくしにくい収納アイデア ♡
✓ 小さなチャック付き袋に入れる
✓ 「リビングテーブル用」など家具名を書く
✓ 家具の説明書と一緒に保管する
✓ 工具箱の六角レンチコーナーを決める
✓ セット品はホルダーから外さず保管する
「何に使う六角レンチなのか」まで書いておくと、数年後に締め直したくなったときにも迷いません。
六角レンチの代用についてよくある質問
六角レンチはドライバーで代用できますか?
サイズが合うマイナスドライバーで、軽く締まった六角穴付きネジを回せる場合があります。
ただし、滑ったりグラグラしたりする場合は使用を中止しましょう。
六角レンチはペンチで代用できますか?
ネジ頭が外側に出ていて、ペンチでしっかりつかめる場合は回せることがあります。
埋め込まれたネジには使えません。
小さい六角レンチがない場合はどうすればいい?
精密なネジほど代用品で傷めやすいため、小さいサイズの六角レンチを用意するのがおすすめです。
複数サイズが入ったセットなら、今後サイズ違いのネジにも対応しやすくなります。
六角レンチのサイズがわからない場合は?
家具の説明書やメーカー情報を確認してみましょう。
わからない場合は、複数サイズのセットを用意して、無理なく入るサイズを確認する方法があります。
「入りそうだから」と小さいレンチで回さず、できるだけ隙間なくフィットするものを使うことが大切です。
六角レンチと六角棒レンチは同じもの?
一般的に「六角レンチ」「六角棒レンチ」「ヘックスレンチ」などの名称で呼ばれています。
商品を探すときは、「六角棒レンチ」や「ヘックスレンチ」でも検索してみると見つけやすいですよ。
六角レンチとトルクスレンチは同じ?
同じものではありません。
六角レンチは先端が六角形ですが、トルクスは星形のような形状をしています。
形が違うため、基本的にはそれぞれ対応した工具を使用しましょう。
まとめ|六角レンチがないときは無理せずサイズの合う工具を使おう
六角レンチが見つからないときは、ネジの状態によってはマイナスドライバーやペンチなどで代用できることがあります。
ただし、代用品はあくまで応急処置です。
♡ 今回のポイント ♡
✓ 軽く締まった六角穴ならマイナスドライバーで回せる場合がある
✓ ネジ頭が出ていればペンチが使える場合もある
✓ 外六角ボルトならモンキーレンチやソケットレンチも候補
✓ 工具がグラグラする場合は使用しない
✓ 固いネジは代用品で無理に回さない
✓ 今後も使うなら六角レンチセットが便利
特に気をつけたいのは、「回らないからもっと力を入れてみよう」と無理をしないこと。
ネジ穴をなめてしまうと、専用の六角レンチを用意しても外しにくくなってしまいます。
軽い力で動かないときは、無理に身近なもので代用せず、サイズの合った六角レンチを用意してみてくださいね。
六角レンチは小さくてなくしやすい工具ですが、セットでひとつ工具箱に入れておけば、家具の組み立てや締め直しのときにも安心です♡