【書評】田中慎弥『共喰い』 | うんちくコラムニストシリウスのブログ

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「芥川賞作家様のために早速読んでやった」(笑)

計70頁

情景描写は小説家志望の人がお手本にすべきぐらいの素晴らしさ。

それが芥川賞受賞の大きな理由と感じた。

しかし、ラスト一文が恐ろしく酷い(´Д`)(´Д`)

以下、ラスト

俺が継いじゃる、と言いたかった。養護施設から高校へ通うことになった、という話をしたところで、決められた時間がきた。

「差し入れ、出来るみたいやけど、ほしいもん、ない?」

「なあんもない。」


生理用品は拘置所が出してくれるのだろう、と遠馬は思った。





ないわーこのラストの一文


「生理用品は拘置所が出してくれるのだろう、と遠馬は思った。」



間違いなくこの一文で、この作品のかなり評価値が下がった。




俺なら、

「鰻はやめてや」と、母は言った


にするかな。





ラストで「生理用品」はないわー





まー、確かに「生理用品」で締めると、タイトルの「共喰い」に相応しいラストになるのは分かるけどさ…






やっぱないわー(´Д`)



























田中氏には悪いけど、まだあなたの嫌いな「都知事閣下」の方がずっと文章力上だわ(笑)





うん、芥川賞も落ちたもんだなw