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■「新日鉄住金」会長に宗岡氏、社長に友野氏
(読売新聞 - 01月07日 19:28)
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大企業の経営者にとっては、恐らく一番気になっていたであろうこのニュース
合併が承認されたのは知っていたが、何だかんだで今まで論じなかったこのニュース
さて、この合併承認、私個人の見解としては、支持しますね


特に一番支持したい理由としては「合併が承認された」ということではなく、「短期間の審査で、しかも条件付き承認という結果を出したこと」です。
グローバル経済の中で、大企業同士の合併自体を否定するのは時代錯誤の考えでありましょうし、合併審査を長期間にわたって行うのは、経済の効率的にも良くない。
かといって、日本1位のシェアを持つ企業と3位のシェアを持つ企業の合併を、無条件に承認することは、カルテルやトラスト等の弊害を招き、公正性を損う。
そういう意味でも、今回の公取の審決は非常に良い審決であったと思いますし、近時のガイドライン改正等公取の方向性自体は、まさに「グローバル時代」に合ったものだと評価できると思います。
今回の合併を皮切りに、日本の企業が国際競争力を取り戻す、あるいはさらに発展されることを純粋に期待いたします

にしても、この合併で投資銀行とか証券会社には、たぶん巨額マネーが動く気がするね
