法廷が大爆笑した昨日の小沢裁判 | うんちくコラムニストシリウスのブログ

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前田元検事、小沢被告の裁判で証言
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■元特捜検事が虚偽の捜査報告書…小沢氏側が指摘
(読売新聞 - 12月15日 22:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1848797&media_id=20


「陸山会事件の捜査では検察のやり方に問題があったと私は思っているが、法廷では偽証ができないので、聞かれれば、そのまま思っていることをすべて答えることになる」


この発言をはじまりとして、その男の爆弾発言は始まった(笑)




新月新月キャップ(当時の上司)からは『この件は特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢を挙げられなければ特捜部の負けだ。恥ずかしい話だが、東京には割り屋(自白を引き出すことを得意とする検察官)がいない。だから大阪に頼ることになった』と話していた」


「500万円なり200万円なりを受け取っているのは大久保元秘書が話していましたが、少なくともゼロが1つ少ない。趣旨もこれは小沢一郎がもらったものではなく、自分がもらったものだと。陸山会や小沢さんのものではないので、小沢さんにも報告していないと言っていました」


「(小沢氏への検察の聴取を受けての感想) 分かりやすく言うと、小沢被告はヘタクソな弁解しているな、と。(検察の)現場が見てどう思うかというと、小沢の取り調べを主任検事が直接やったのに、小沢を割れていない。否認で帰られている。主任だって割れないのに、捜査班が献金問題を割れるのか、と。主任が負けて帰ってきたのに、そんな主任のもとで頑張ろうとは思いませんでした」


「私の印象では、大久保さんは小沢さんに心酔していました。握りこぶしで親指を上げる『サムアップ』のしぐさで、『親分』という言い方をしていました。小沢さんの過去の実績とか、たくさん話したり。あんた見たんですか、という感じでしたが」


「それから菅批判がすごかったですね。とんでもないやつだ、と。延々と。相当な小沢シンパだと思いました」


「もっと小沢先生周辺や奥様の資金周りを調べるべきだと思いましたが、それができていなかった。特捜部の幹部の人の中には、4億円がゼネコンからの献金と『妄想』する人もいたが、正直ついていけなかったですし、ついていきませんでした」


「石川さんが小沢さんに虚偽記載を報告した際、『おう』と言ったとする調書がありましたが、『生の話を記載したのか』と新月新月検事に尋ねたところ、「言っていることを記した」と話していましたね。ただ、『おう』と言っただけでは…と、『石川氏はもっと中身のある話をしていないのか』と尋ねましたが、「それでいっぱい、いっぱい。MAXだ」と。小沢さんの起訴は難しいなと感じた」


新月新月検事も「石川さんが5000万円の裏献金を受け取っていた事実はないんじゃないか」と言っていた。副部長の▲▲検事も「おそらくない」という認識で、私のところも大久保さんが500万円を受け取ったのがMAXと言っている」


「それから、細かく正確ではないが、当時、確か石川さんが陸山会と関係なく、ウナギの養殖業者から賄賂をもらったという話があって。実は贈収賄にあたらないんですけどね。それを贈収賄として調書を取って、『虚偽記載を認めなければ考えがあるぞ』と▲▲検事が迫った。それでも石川さんは頑張った。▲▲検事も『あいつ受け取ってないんじゃないか』と話していた」


「指定弁護士側との事前打ち合わせの際には、ざっくばらんに、捜査の問題点を含めて申し上げた。『私は小沢さんが無罪だと思う』『指定弁護士も職務上大変ですね』と」


「要は、私が裁判官なら『無罪』と判決を書く」


「判決では検察審査会の起訴議決が妥当だったかどうかも審理されるわけですよね。そこで検察が不起訴と判断した資料として検察審査会に提出されるもので、証拠になってないものがあるわけですよ。例えば、大久保さんの調書には全くクレームがないけど、石川さんの調書にはあるんです。弁護士からのクレーム申入書が。でも打ち合わせの時に、指定弁護士は知らなかった。検察審査会に提出された不起訴記録に入っていないから」


「石川さんの調書に問題があったんじゃないですかね。クレームはバンバンあったくらいの印象がある。指定弁護士も調査したら1、2通見つかったと言っていたが、私の印象ではもっとあると思いました。それが証拠に含まれていれば、審査会が見て、調書の信用性は減殺される訳ですよね」


「(指定弁護人の質問に対し) それは重箱の隅です。答えても前に進みません。別の質問をされた方がいいですよ」


「(虚偽記載について) 結局、自分(大久保元秘書)が考えたことではなく、『石川議員がこういうスキームを作った』と。石川議員いわく『これが小沢先生のためになる』と説明を受けたと話していました」








そうです。実は、昨日の小沢裁判は、フロッピー前田こと、証拠改ざん事件で起訴された前田元検事が出た訳です。


小沢支持者のうちから見ていてもすら、「よくもまーここまでべらべら喋ったもんだな」と思ってしまうほどの事を、この前田元検事は喋った訳です

ちなみに、取調べの際に、前田元検事は、子供店長の物まねをしたそうです(笑)

なお、自身の証拠改ざん事件について聞かれると、「悪いことはやっぱりできませんね」とのことで。。





ところで、この前田元検事を証人申請したのは、なんと小沢氏を有罪に持ち込むべき側の検察審査会の指定弁護人だった訳で\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/




バカなのか、指定弁護人\(^O^)/



事前にフロッピー前田の性格理解した時点で、せめて真ん中の小沢の「おう」の部分と最後の供述だけ喋るよう打ち合わせしっかりしとけよ\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/(俺がもし検察審査会の指定弁護士ならそうするw)








と小沢支持者からすら思わずにはいられない昨日の小沢裁判なのでありますた\(^O^)/




ちなみに今日のフロッピー前田氏の証言は、あくまで感想的なものが多いので、これをもって即有罪無罪にはならんでしょう(したがって、これで小沢無罪確定という人は間違ってると小沢支持者のうちが断言)




有罪無罪の最大の焦点は、
石川議員の政治資金収支報告書への虚偽記載行為(小沢被告から貸し付けられた4億円、およびりそな銀行から小沢被告名義で借り入れた後貸し付けられた4億円、と購入した不動産の会計処理の虚偽記載)を、

①政治資金収支報告書提出前に、小沢被告が石川議員からの報告を受けたか否かに関わらず、知ることができたか否か

②石川議員の政治資金収支報告書への虚偽記載を小沢被告が知らなかった場合であっても、小沢被告が、意図的に石川議員が同虚偽記載行為を行った否かを確かめなかった(不作為犯)と推認できるか

だと思う。