皆さん、仕事納めだった方はお疲れ様でした。
少し前に胃がんだった父が亡くなりました。
日にちが経ったのもあり、気持ちも落ち着いてきています。
少し前に書いておいたものをそのままあげてみます。
初めに肺がんと診断されたのは8年前、のどや顔が腫れて治療のやりようがないと言われましたが、放射線や抗がん剤、先進医療などで癌は小さくなりました。
その後遺症と言っていいのかわかりませんが、肺のカビの病気になりアスペルギルスの治療はしていました。
今回の死因は、胃がんなので肺がんからの転移ではなく胃がんが原発がんで亡くなりました。
2年前に胃カメラした時に、胃潰瘍と言われましたが、肺の方が元々癌だったため肺の治療を優先した結果、今年の夏に救急搬送され胃カメラをしたところ前回胃潰瘍と言われた部分ががんでした。
現在の主治医いわく、2年前から癌だったのだろうとのこと。
それから一度、抗がん剤はしましたが、癌の広がりが早く、肝臓や腎臓に転移、腹膜播種になり腸閉塞にもなっていたため抗がん剤も中止、水すら飲めず入院していました。
体も弱り肺炎を起こし、呼吸の苦しさは訴えていました。
強い痛み止めや睡眠薬は入れていたためか、亡くなる前日に痛くはないのかときいたところ、「うん」と、うなずきました。
亡くなる前日に病院から呼び出しを受け、半日は病院にいましたが意識もあり血圧も少し安定したため、一度家へ戻りました。
夜中に再度呼び出しがあり、病院へ到着して30分もしないくらいで息がピタッと止まりました。
最後の呼吸は苦しそうでショッキングでしたが、その時の呼吸は、後で考えるとすでに意識のない下顎呼吸(かがくこきゅう)というものなのかなと思いました。
なので、意識のあった前日にもっと一緒にいてあげればよかったと母と後悔しました。
思えば8年前、同じ病院で末期の肺がんの診断を受けたのもこの時期でした。
病院でイベントがあり、クリスマスの賛美歌が歌われているなか無常な気持ちで帰宅したのを覚えています。
それから8年父は頑張って生きたと思います。
1年間入院し続けたりなんて頻繁で、辛い時期も長かったのでかわいそうでした。
そして家族にとっても長い8年でした。
私の気持ちは、日にちが経ったので落ち着いてはきました。
まだ、やはり悲しいですけどね。
この世のどこにもいないので。
余命が1、2ヶ月と言われてから記録していたものがあるのでそれを少しずつあげてみようと思います。
読むのに差し支えない方は、よろしければお付き合いください。