しのたまわ

子日く、

 

いま  せい     し                   いずく     し        し

未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん。

 

               (巻六第十一先進篇12)

 

 

ある時弟子の子路から『死』についての質問があった。

すると孔子は

『生についても解っていないのに、どうして死のことなどが解ろうか』

と答えられた。

生きるということは、ただ飯を食って生活しているだけでは、生きているとは言えない。

何の為に生きているのかを考え、それを実行することが大切なのだ。

死のことなど考える暇があったら、今いかに生きるかを考えよと、

弟子に諭したのである。