今回はパワステの「助動詞」で英語が得意な大学進学志望者の中でも知らなかったり誤りそうな英語表現を紹介します。なお、高校で必ず習うであろう助動詞の慣用表現と助動詞+have+過去分詞は割愛しました。

⑴might be doingとcan be doingの違い
どちらも同じような意味だが、前者は「〜しているかもしれない」、後者は「〜していることもありえる」の意。区別をするならば、前者は単純な推量、後者は理論上の可能性。

⑵確信度の順位
話し手の確信度の高さは、mustが一番高く、couldが一番低い。
must / will / would / ought to / should / can .../ couldの順らしい。

⑶canは疑問文で、「いったい〜」という強い疑念を表すこともできる。

⑷have got to V = have to V (Vしなければならない)

⑸wouldn't V = refused to V(どうしてもVしようとしない)前者の表現を書き換えると何になるのかを考えたことのある人は少ないのでは?

⑹used to とwouldの違い
どちらも過去の習慣的動作を表すことができるが、厳密な違いとして、前者は現在と対照させた文では用いることができない。後者は、個人的な回想を表現するのに用いられやすい。

⑺How dare S V?「よくもSはVでにるね」←怒りを表す慣用表現 

⑻次の表現の後は、that S (+should)+ Vとなる。
・形容詞
important 、necessary 、essential など
・動詞
insist、suggest 、propose、demand、order、recommendなど

⑼Why should 〜(いったいどうして〜なのか)

⑽could Vとwas able to V
どちらも「Vする能力が備わっていた(Vすることが可能だった)」という意味がある。しかし、「Vする能力があり(Vすることが可能であり)、実際にそれを行なった」という意味の場合、後者を用いる。否定文の場合はどちらも使える。