夜見島・蒼ノ久集落
三上脩の家
一階の居間。

隠されていた手紙の束。

全て三上脩の父・隆平宛だ。

手紙の送り主は

全て
竹内臣人タケウチオミト。


竹内臣人は
竹内多聞タケウチタモン
の父で

郷土史家として三上隆平と繋がっていた。


そう…
三上隆平も元々は東京に住んでいた。

しかし妻を夜見島近海で失い

東京の家を売り払って

夜見島へと移り住んだ。

当時幼かった三上脩は

もちろんその事は知るよしもない。
羽生蛇村(はにゅうだむら)に迷い込む

一人の老人の姿。



その男は猟銃を携え

失った家族に絶望し

羽生蛇村を離れないで

止まり続ける。



名は“志村晃シムラアキラ”

羽生蛇村の猟師。



死の恐怖に耐え

全てに絶望し

自害を図った。



しかし

彼の悪夢は終わらない。

死の後に待ち受けていたものは

動く死体…
屍人シビト
としての余生なのか

家族の元へ逝く
幸せの世界なのか…
太田ともえは夜見島を守るため

“化け物”加奈江を追い続けた。

津波にのまれ

異界に飛ばされても

そのしつこさは変わらない。

岸田百合を加奈江と間違え(加奈江も百合も鳩なので顔が一緒)

さらには落とした髪飾りを

一樹守に奪われた(?)り

終いには屍人に殺されたり…

彼女は自分のすべき“役目”を果たそうとしただけ。

そう考えたら悲しい結末。

悲惨な最期だ。