各駅停車に乗ったとして
じゃあ具体的に
どうやって世界を味わったら良いのか?
人生をより豊かにするための味わい方は
本当にとってもシンプル。
シンプルがゆえ
特に成果主義で生きている人にとっては
無駄とかバカバカしく思える人も多い。
けれど侮るなかれ
そこには人生の宝が詰まっている。
例えば今日味わった1コマの例。
37度の猛暑の中バスを待っていると
暑い!!!
こういう時こそ
「暑い!!!」で片付けてはもったいない。
そこで暑さを味わってみる。
その暑さとは
直射日光ではないため
ジリジリとした暑さではなく
暑い中でも湿気を感じる少し重たい暑さ。
生暖かいけれど優しい風が吹き
肌にまだらに当たり
風が当たった部分だけ温度が変わり
体全体もどことなく涼しさを感じる。
陽の当たっていない腕の裏側は
もともとの体温のままのような温度で
腕には裏と表があると感じさせてくれる・・・
暑さは体で感じるもの。
ただ「暑い」
というだけで終わらせるのと
感覚を研ぎ澄ませて感じるのとでは
感じる情報量が大いに変わってくる。
そして
その情報量が多ければ多いほど
人生を味わえることになる。
例えば5分間バス停で立っていたとして
5分間ただ暑いと感じているのと
5分を細分化して
これだけの情報量を感じているのとでは
感じる総量が大きく変わる。
こんな風に世界を味わえば
美しい奇跡の瞬間を
たくさん感じることができるのだ。
私たちの周りには
すでに無数の“奇跡の種”が
散りばめられているけれど
ほとんどは気づかずに通り過ぎてしまう。
けれど
感度を上げて瞬間を細かく味わえば
その分だけ幸福の総量が増えていく。
これら全部
見逃せば“普通の日”だけど
気づけば“奇跡の一日”になる。
病気によって感度と味わい力が増したけれど
健康のままだって
意識し訓練すれば
誰でもできる。
そして
そのうち無意識でできるようになる。
人生は
意図的に自らの手で
いくらでも豊かにできるのだ。