一文字違うだけで、全く意味の変わる漢字って沢山ありますよね。
自省と自責もその中の一つです。
自責とは、自分で自分の過ちを責めること。
自省とは、自分の態度・行為を反省すること。
「反省?してるしてる、毎日寝る前に!」
という方も、もしかしたらそれは
自責の可能性があるのかもしれません。
例えば、その日の中で何か失敗をしてしまったとします。
「こういうところがだめだったなあ…
ああ言ってしまったからこうなったんだ…
なんであの時こう動けなかったんだろう…」
自責している時をわかりやすくすると、こんな感じになります。
文字通り、自分を責めている状態です。
失敗した自分、間違ってしまった自分、
人に嫌な思いをさせた自分、そんな自分がいやな自分、
こうして書き出してみるとわかるのですが、
ここでフォーカスしているのは、「自分」です。
更に言えば、「理想通りに動けなかった自分」です。
自分の失敗を振り返る時、
だめだった・できなかったことばかりに
着目するのは文字通り自己満足です。
自分だけが満足している状態。
その中でもことさら最悪なのが、
自分で自分を責め抜いた後何のフォローもしない、
自分を慰めることすらできていない場合もあるということ。
自責するのは、過去の自分を受け入れていないからです。
「できなかった自分」を否定するのは、
「できて当たり前の自分」を自分自身が期待しているからです。
( → 理想と現実のギャップに苦しむ理由。 )
現実を直視しないで否定している限り、成長にはつながりません。
むしろ、自分のことしか見ていない間にどんどん後退していきます。
ですが、視点を少し変えてみるだけで
「自責」を「自省」に変えることができます。
長くなったので続きます。→次回
