「自分の映画史上、最大の衝撃」

☆採点☆

ストーリー  7/10

演技  10/10

映像  10/10

音楽  7/10

設定  8/10

 

トータル  42

 

 

 

☆レコメンド☆

インセプション→レオナルド・ディカプリオとトム・ハーディ出演作品

ダンケルク→トム・ハーディ出演作品

21グラム→アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品

 

 

☆監督・出演者☆

監督

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

出演

レオナルド・ディカプリオ

トム・ハーディ

ドーナル・グリーソン

ウィル・ポールター

グッドラック

ポール・アンダーソン

クリストッフェル・ヨーネル

ジョシュア・バーグ

 

 

☆あらすじ☆

レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で第87回アカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が初タッグを組み、実話に基づくマイケル・パンクの小説を原作に、荒野にひとり取り残されたハンターの壮絶なサバイバルを描いたドラマ。主演のディカプリオとは「インセプション」でも共演したトム・ハーディが主人公の仇敵として出演し、音楽には坂本龍一も参加。撮影監督を「バードマン」に続きエマニュエル・ルベツキが務め、屋外の自然光のみでの撮影を敢行した。第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞など同年度最多の12部門にノミネートされ、ディカプリオが主演男優賞を受賞して自身初のオスカー像を手にしたほか、イニャリトゥ監督が前年の「バードマン」に続いて2年連続の監督賞を、撮影のルベツキも3年連続となる撮影賞を受賞した。狩猟中に熊に襲われ、瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス。狩猟チームメンバーのジョン・フィッツジェラルドは、そんなグラスを足手まといだと置き去りにし、反抗したグラスの息子も殺してしまう。グラスは、フィッツジェラルドへの復讐心だけを糧に、厳しい大自然の中を生き延びていく。

 

 

☆レビュー☆

とりあえず、すごく衝撃的な作品でした。観終わってから知ったのですが、この作品は実話ベースなんですね。オープニングからとにかく映像がすごいの一言。ストーリー自体はまあ普通でしたが、作品としては良作。今までこんなに衝撃的な映像は観た事がありません!そしてレオナルド・ディカプリオの演技!これは賞を取る作品ですね。納得。元々レオナルド・ディカプリオの演技は好きなほうですが、この作品でのレオは次元が違いました。セリフではなく、体全体でする演技は私の中では伝説の演技でした。

 

ストーリーは簡単に言うと、熊と戦って瀕死の重傷を負ってしまったレオナルド・ディカプリオが死と隣り合わせになりながらも、裏切り行為行ったジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に復讐すべく追い詰めていくというもの。なんかネタバレしない様に書いたけど、ちょっとわかりづらくなってしまったので、詳しくは作品を観てみてください。

下の写真の熊との死闘はカメラワークも素晴らしく、この作品の象徴的なシーンと言ってもいいですね。

 

生きるっていう事は本当に大変なんですね。特にこのようなサバイバル環境の中だと、人間っていうのはこうも弱いものなのかと考えさせられます。

エンターテイメント性は全くない作品ですが、体力のある時にぜひ一度観てみてほしい作品ですね笑  人によって評価は分かれるかもしれませんが、良い作品だという事は間違いないと思います。実際に私も好みのジャンルの作品ではなかったですが、すごく見入ってしまいました。