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今年になってマンガをよく読んでるんだけど、アンサングシンデレラも数話読んでからドラマに臨んだ。

瀬野さんと豊中さんが同期で仲良い設定がとっても気に入ってたけどそこまで出なかったな…色恋は全然期待してなかった(出してほしくなかった)から変な匂わせがなくて良かったかも。

話によると、原作と全然違う設定だったりそんな展開ないぞっていうのが結構あったらしい。私がドラマに対して疑問に思うシーンがそれにあたったりしてて、ドラマ産業に合う様に盛り上げたり平和な文化の中に無難に収めたな…と思ったものです。

ここ最近痛感するのは、マンガで読んでしまったものは実写で観るの辛いな、という事。特にお気に入りの作品の場合。私にとっては先に出会った方が強い。

小説と実写化に関しては全然そう思わないんだけど。

私、大好きなマンガが今年になっていくつもできたけど、実写化してほしいと思うものはほとんど無くて、ドラマや映画を楽しんでしまった作品は原作のマンガやコミカライズしたものは読めない堅物です。チラ見してもすぐ閉じてしまいます。

でも、このアンサングシンデレラはマンガの瀬野さんも圭くんの瀬野さんもかっこよかったし、さとみちゃんの葵は忠実かつまろやかで爽やかで素敵でした!

 

前置きが長くなったけどアンサング最終回。

なんかもう前回終わってから瀬野さん生きてるとしか思えなくて、みんなのセリフの全てが「実は瀬野さん元気ですよ~」っていうフラグにしか聞こえなくて。心の中に瀬野さんがいるってのは視聴者にとって瀬野さん登場を待ちながら最終回を見るという事だったのかしらと思いながら見進めていました。

そんな心の中の瀬野さんを一時的に忘れる程、妊婦さんの辛さと無事に赤ちゃんが生まれる事に号泣。持病というのは無いけど私も”普通の妊婦じゃない(要安静)”、”自然じゃない帝王切開”、”低体重児”に兄妹とも当てはまってそれらの事実や言葉に少なからず心惑わされてたから。そんな理由で葵や妊婦の2人の言動にぎゅーぎゅー締め付けられてた。

土村芳ちゃんと入山法子ちゃん2人ともとても好きだけど、もう本当に素敵なお芝居で惹きつけられた…そしてちょっと悲しみを湛える母役の一番手、朝加真由美さん。泣くわ。てんかんって私もちゃんと理解できていないけど、これでめでたしめでたしで済む話じゃなさそうで、お母様とより心を通わせて仲良く子育てしてってほしいなと願います。

 

瀬野さん登場は、販田部長の「刺客を用意してる」の一言で確信したし、上記の号泣の為に感動が薄れてしまったのが私の残念ポイント…

「あーやっときたわ!」という軽さ…

黒シャツの素材感がシワ加工っぽくて面白かったですね。黒一択で何パターン持ってるんだかw

そして!薬剤部に復帰した時に小野塚くんから薬を受け取ったとこで!「おおおおおあははは~♪」などと変な声出してイケてるバディ誕生にニマニマしながら鳥肌が立ちました。いやーもっと見せてほしいなー。

それを見にきちゃう七尾副部長、にくい!

 

管理人さん!ってまだ言っちゃいそうな風貌の前原滉くんも意外と落ち着いて処置してたのが安心。シンイーを彷彿させる勢いでハクと喧嘩しちゃう虹子ちゃん、最終的にはラブラブでベビー誕生まで見せてくれて!大好きな刈谷さんの満点スマイルもありがとうございました!

最後まで前向きで一生懸命で薬剤部のランウェイを舞台化して舞ってた真矢みきさんの販田部長、大好きでした!「わかる」の肯定から入る精神は見習います。

 

病気や薬について色々と考えさせられたドラマだったけど、今後薬剤師さんに対して特別な意識を持つかも、というのは初回から変わらない感想。今までも質問してきたけど、もっと知ってもらったり疑問は解決してもらいたいな。これからもお世話になります。

コロナ禍で病院ロケ大丈夫かしらとだいぶ心配してたけど、感染対策やスケジュール調整など本当にお疲れ様でした。無事に11話完走おめでとうございます!大切なことを学びながら楽しませてもらいました。

 

圭くん、出番が少なめながら大きな存在感をもって、壁ドンしたり首元耳元に囁いて冗談言ったり赤ちゃんや子供にデレデレしたり楽しめたよ~。セリフがないところでの目の表情も楽しめたし、10話のお芝居は最高でした。ありがとう!