私は,妻の親友で,不倫関係にあった田島紀子さんが離婚されたことを知ります。田島さんが不幸になったと思った私は,約20年前の事件の犯人をスケープゴートに仕立てて田島さんの元夫を殺そうと考えます。
いざ,殺人を実行しようとしたとき,そのアメリカ人は死んでいました。
20年前の事件を主人公が推理するわけですが,見る立場によっては,どんな風にも解釈がつけられます。
アメリカ人殺害の犯人と主人公は同じ考えを持ち,そのことによって主人公は助かるという皮肉な結果は面白いですね。
深田池の近くは,仕事で行ったことがあり,なつかしい気がしました。そういえば,池は坂の途中にあったなあ。
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作者:陳舜臣