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ノックノックス

花と緑と音楽を愛する演劇ユニット ノックノックスです

こんばんは。ノックノックスのヤストミです。

 

「幸せの標本」のあとがきも4日目となりました。飽きずにお付き合い頂き、ありがとうございます。さて、本日は楽隊についてお話したいと思います。

 

 

 

 

楽隊のあすみん、あっちゃん、フミさんは初演からの付き合いです。中でもヴォーカルのあすみんは私のミュージシャン時代からの友人でして、それはもう長い付き合いです。どうでしたか・・・?最高でしたでしょう?あそこまでのヴォーカリストはそうそういませんよ。「幸せの標本」は劇中歌によってよりものがたりの輪郭がはっきりとしますので、これは彼女にしか託せません。

 

実は今回の「幸せの標本」、去年の4月から1年間の延期を経て今年の上演となっておりまして、延期の理由としてはコロナ感染者数の急激な増加と、まん延防止処置、緊急事態宣言と立て続けに高い壁が立ちはだかったことが挙げられますが、最大の理由はあすみんです。詳しくは書きませんが、去年彼女は闘病中でした。このものがたりをあすみん以外のヴォーカリストに任せることができなかった、これが延期の最大の理由です。

 

結果として彼女は見事にカムバックを果たし、「幸せの標本」の代わり・・・という言い方は語弊がありますが・・・上演することになった「シンデレラ」で出会った塚さんが、ギタリストとして参加してくれることになったのです。色々と大変なことがあった1年ですが、こうして上演までの道筋が全てつながったと考えると、感慨深いものがあります。

 

あすみん、あっちゃん、フミさんと、すでに出来上がっているグルーヴの中にいきなり入るのは、難易度の高いことです。しかし塚さんはそのソフトな人間性と、何よりテクニック、出音の良さですぐに楽隊のメンバーに溶け込みました。実はここが上手くマッチングするか・・・キャスティングした時点である程度大丈夫だろうと考えてはいましたが・・・密かに心配でした。まぁ、スタジオに入って1曲目を演奏した瞬間に不安は吹き飛んだわけですが・・・初期メンバーの持つグルーヴを活かしつつ、新しい風を吹き込んでくれた塚さんには感謝しております。

 

あっちゃん、フミさんの二人は「かいじゅうのまち」から引き続きの参加となるわけですが、前回のように鬼のようなきっかけの連続!!という演目ではなかったので、多少リラックスして参加してもらえたことだろうと思います。ただ、それは楽という意味ではなくて、「幸せの標本」は台詞劇ですから、より、俳優の台詞にその都度寄り添う演奏が必要になるわけです。2場のゴリライモがお母ちゃんを怒らせてしまうシーンや、5場の思い出話など(ほぼすべてのシーンがそうですが・・・)、俳優の気持ちの動きに対し毎回違う演奏でアプローチをしているのです。終わるタイミングも、フレーズも、BPMも、毎回全部違うのです。同じテイクは絶対にありません。そこがノックノックスの生演奏の真骨頂なのです。それを根底で支えているのは、この二人なのです。目立ちませんけどね・・・。

 

そんなわけで、当たり前でないことを当たり前のようにこなしてくれる4人はかけがえのない仲間です。初代ギタリストで名古屋で絶賛育児中のなべちんはヤキモチを焼いてしまうかもしれませんが・・・次回もこのメンバーで上演できたら最高ですね。そうできるように私も頑張りたいです。

 

 

 

さて、4日に渡って綴ってきたあとがきですが、もしかしたらあと1日だけ・・・続くかもしれません。どうぞ最後までお付き合い頂ければと思います。

 

そして、気になる蜜蜂クイズ正解者へのプレゼントですが・・・キャスト、楽隊のサイン入りポスターをプレゼント致します。ノックノックス記念館に保存するものを除けば世界に一つの逸品です。当選者は公正に決められるよう考えておりますので、今暫くお待ち下さい。

 

それでは、また明日・・・!!

 

 

 

写真撮影:勝見里奈