こんにちは、のっくです✨

今回は心があたたかくなるエピソードをご紹介します。

子どもとの信頼関係、スタッフのやさしさーー日々の関わりの中にある、

何気ないけれど忘れられない出来事です。

 

以前、子ども達と動物園に出かけた際、

スタッフと子ども達はグループに分かれて行動していました。

後半、一人の子どもが突然歩くのをやめました。

「もう歩けない…。」と、疲れた様子でその場に座り込んだのです。

周囲のスタッフが声をかける中、その子がはっきりとこう言いました。

「○○さん、おんぶ。」

指名されたのは、引率スタッフの一人でまだ関わりが浅いスタッフでした。

そのスタッフは子どもの顔を見て穏やかに応え「うん、行こうか。」と、

その背中に抱き上げ距離のあった出口までゆっくりと歩いて行きました。

歩幅を合わせ、子どもに声をかけつつ、周囲にも気を配りながらの移動でした。

 

施設では安全面から、基本的にはおんぶなどの身体的な介助は控えられていますが、

この日は子どもが心を許したスタッフへの信頼関係があったからこそ生まれた、

やさしい関わりでした。

スタッフもお互いに声を掛け合いながら、

無理なく子どもに寄り添う事が出来た一瞬でした。

 

このエピソードは後日、その場にいたスタッフが何気ない雑談の中で話してくれたもので、

こう語ってくれました。

「出口まで距離があったんです。あの時の○○さんのガッツは感動しました。」

ふとした場面の中に言葉以上のものが伝わっていたのかもしれません。

その記憶が、この出来事のやさしさを物語っています。

 

放課後等デイサービスの現場では、日々様々な出来事があります。

言葉にならない思いや小さな気遣い、目には見えにくい信頼関係が、

積み重なっていく瞬間もたくさんあります。

今回のようなエピソードは決して特別なことではないかもしれませんが、

子どもとスタッフの間にある゛あたたかい信頼゛が見えたこの一場面は、

私たちにとってこれからも大切にしていきたい思い出の一つです。

 

 

 

 

 

埼玉県飯能市の「放課後等デイサービスのっく」はお子さまの特性や個性を理解し一人一人に寄り添った療育・活動を行っています。

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月曜日~金曜日9:30~18:30

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