今日のブログのタイトルは、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、SAFETY SHOESの楽曲のタイトルです。
私がSAFETY SHOESと出会う「原点」となった曲でもあります。
『時には生きてゆくのが/怖くて眠れない夜もあるけれど』
初めて聴いた5年前、ライブの動画から流れはじめたこの部分の曲の展開と、それに乗ったボーカルの声、歌い方。
耳に入ってくる、すべての情報が衝撃でした。
「これはもうどうしようもない。
じっとしていられない。
なんだ、この曲は。
こんな感覚、いままで感じたことが無い!
音楽を聴いて、こんな風に思ったことはない。
世の中には、こんな力がある、こんな曲があるんだ!!」
自分が「この曲は、私のテーマソング。」と思える曲に出会ったときの、こんな衝撃を受けた経験はございませんでしょうか。
理想の異性に出会ったときのような…。もう、今日のために私は生きてた!と思える瞬間でした。
今は3rdアルバム『Big Smile』に収録されていますが、当時はまだCDに収録されていなかったため、私が初めてフルコーラスを聞いたのはライブ会場でした(2005年4月東京キネマ倶楽部)。
※公式サイトの「Songs」から、ご試聴頂けます! ぜひお聞きください
http://www.shoesmusic.com/songs.html
『もう進めない/そんな時は少しだけ休もう』で始まる1番。
アコースティックギターとコンガのリズムが、颯爽とではなく、とぼとぼでもなく、何かを背負いながらも、一人の人間が目標に向かって歩いていく―そんな雰囲気を醸し出します。
恋人の裏切りを少しずつ受け入れようとしていく姿が描かれる2番。
そんな喪失感をサウンドが大きく包み込み、結果として視界が広がっていくような感覚さえあります。
続くブリッジ部分でサウンドは最高に盛り上がり、最初に私が書いた 『時には生きてゆくのが/怖くて眠れない夜もあるけれど』 という言葉へと続きます。
そして最後に、 「僕は行く」 という言葉。
あらゆる葛藤を抱えたまま、これからどんな困難があろうとも“自分は行くんだ”という決意。
そしてそれだけでなく、自分以外の人もまた、自分と同じように悲しみを抱えながら歩いてるんだ、ということを知る瞬間までが、この曲では描かれているんです。
(このページの最後に歌詞を転載していますので、ぜひご覧ください!)
「物語一冊分を読んだぐらいの衝撃があった」
パーカッションのアッチーさんは、この曲を初めて聴いた時、そう思ったそうです。
コーラスのMAKIさんも、コーラスの出番としてはとても少ない曲なのだけど、とても好きな曲だといつも言っています。
私にとっては、人生を変えられた曲、と言っていいかもしれません。 ファンになり、今こうしてSAFETY SHOESのスタッフをやっているのも、この曲があったから…
「僕は行く」
元々は桜井さんが自分の気持ちを歌ったものなのかもしれませんが、この曲の“僕”というのは、今では私のことだと思っています(笑)。
おそらくこの曲が好きな私以外の人も、私と同じ思いなのではないでしょうか。
SAFETY SHOESの歌には、そんないろいろな“僕”が存在している…
だから私は、このブログのタイトルを「みんなで行く」にしたのかもしれません。
「遥かなる夢の都」
作詞・作曲:桜井敏郎
もう進めない
そんな時は少しだけ休もう
そして朝が来たら
また歩いてゆこう
どんな人もやがてたどり着く場所を
探し求めてさまよい続ける
僕は行く
あの遥かなる夢の都をめざして
たとえそれがこの胸の中にしか
在りえないとしても
君は部屋を出て行ったまま
もう二度と戻らない
そして別の愛に抱かれ消えてゆくよ
どんなものもきっと変わり続ける
人は自分の信じた道を行く
僕は知る
打ち砕かれてそれでも生きてく意味を
たとえそれがあの人の影を
引きずったままとしても
時には生きてゆくのが
怖くて眠れない夜もあるけれど
僕は行く
あの遥かなる夢の都をめざして
たとえそれがこの思いの中にしか
在りえないとしても
僕は知る
人それぞれの抱え込んだ悲しみを
そして人は行く
あの遥かなる夢の都をめざして