TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)/中央公論社

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ものすっごくお久しぶりの
更新になってしまいましたが…
こんにちはo(^-^)o
あらためまして、
読者登録等してくださった方、
ありがとうございます

今日は少しまとめて時間がとれたので
最近読んだ本の感想を一挙に上げたいと思います。
まず一冊目はTSUGUMI。
これ、かなり昔から家にあった気がするのですが
いつの本なんだろう?
と思ってみたら、1992年初版、1996年12版、なんだそう。
1996年時で私が7歳なので、
まあ記憶と照らし合わせてみても小学校低学年の頃に初見で読んだのだと思います。
それ以後ほとんど再読した記憶がなかったのですね。
なんとなく、
よみやすいけれど怖くてかなしくてせつない本
という印象が強くて、
手に取らなかったような…気がします。
主人公•まりあ、つぐみ、つぐみの姉陽子ちゃん、つぐみの恋人、恭平、
全員の年齢をとおりこしてしまったいま改めて読んでみると、
なんとなく感じ方がちがった、気が。
せつなくはあったけど、
こわいとは思わなかった。
至って健康に生きてこられてるぶん、
年をとったからってつぐみの気持ちがわかります、とかは言えない。
でも、想像することはできるようになってきた気がする。
つぐみは凄く命を削りながら生きているように思えるけど
それって別につぐみに限った話じゃないのよね。
まりあも陽子ちゃんも、
小説の中だけじゃなく誰でもみんな、
一歩ずつ死に近づいてるって点では一緒なんだもん。
こういう言い方はあまりよくないのかもしれないけど
くるしみながらでも、自分に残された時間が残り少ないと
人間ってやっぱ、がんばる。
燃えるように生きて、ぱっと散るのって
はかないけど、きれい。
…ん~、でも、くそ健康体の人間がいうと
すごく失礼なんだろうなあ
とにかく久しぶりに読んで、
ものすごい透き通ったお話だなあ
と思ったのです。
つぐみみたいな子はもちろん周りにいないし、
恭平の年で恭平みたいにおとなっぽい男の子もみたことない。
まりあみたいなのはどこにでもいるんだろうけど
まりあのパパはちがう。純粋でかわいくて、
そんな父親をもつまりあも、どこか特別に見えてくる。
そのものめずらしさなのか、
つぐみだけじゃなく全員が、ふわっと透き通ってきえてっちゃいそうな気がした。
つぐみはこのあとどれくらい生きるんだろう
恭平と幸せになってほしい。
つづきが気になるけど、
続編は書いてほしくない、
と矛盾したことを思いました。