練習曲について | おいでませ

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高城香那のディレッタントの延長上ブログ

ピアノの何が練習なのか、って

指の筋肉とか、指番号とか、

他のメインで弾きたい曲の前段階の訓練とか

色々目的はあるけれど

突き詰めたら

頭の中の訓練かもしれない。

 

スケールやアルペジオ練習は

それが目的だと本来の意味を成しません。

まずは美しい音を出す、リズムを揃える、

また和声を感じるためのメロディーや和音だったり

演奏する時代の音色や音楽観みたいなものを

感じとらなくてはいけない。

練習中は

整理整頓、テトリスやパズルゲームに近い気がします。

 

...私一人大好きだから

実はハマると練習はめっちゃ好きだ。

人に聴いてもらえてナンボみたいな演奏家と違って

まずは自分が良いと思う音を出したいタイプ。

 

訓練も慣れると、

記憶の処理と同じように

脳内で電気のような神経が

繋がり始めるようなシナプスが出来て

はじめ感電しそうな危なっかしさがあっても

それが電気風呂みたいにマッサージのように

気持ち良いものになるのよ。

 

あぁ認知症予防にピアノが良いとかいうのって

こういうシステムなのかなって

 

 

思うんだけど

私ボケても誰も気付いてくれなそう...