チキンファクトリーを初めて3ヶ月が経とうとしたある日の金曜日
仕事中のSmokoと呼ばれる休憩時間に
いつも通り携帯を見ているとapgという仕事斡旋会社からの連絡
内容は次の月曜日から来なくていいとの事
その日15時過ぎのSmokoでまだ仕事が残っていたが私は頭が真っ白になった
クビになる理由も見当たらないし
仕事も100%の力で毎日こなしていた
なのになぜ私が
悔しさが込み上げて残りの仕事はとても手につかなかった
オーストラリアに来て半年後
まさか仕事がクビになるとは思わなかった
それにセカンドVISAをとるのには3ヶ月同じ雇用主下での仕事
もしくは88日カウント
この時毎日カウントしていたが3ヶ月働いてた44日しか私にはなかった
それはチキンファクトリーの仕事が週4だったからだ
時間数はあったものの日数は全然稼げていなかった
その日の仕事後日本人のナオがなぐさめてくれ
ケバブを奢ってくれた
彼とは今でも仲が良い
私はこんな所でセカンドVISAを諦めたくなかった
家に帰って冷静になって考えた
それと仕事を探し始めた
Gumtree と日豪プレスを見漁った
しかしなかなか仕事が見つからず
その次の週の月曜日と火曜日にはハウファームへ直接アプライしに行った
しかし私が行ったの5月末はバナナのシーズンではない
バナナは年中あるものの人は雇っていなかった
Bowenという野菜農園がいっぱいあるところへ行こうともした
しかしケアンズからバスで8時間
友達もいない場所 情報も少ない
それから何日かして韓国人の友達が韓国の求人サイトで見つけたバナナファームを紹介してくれた
場所はイニスフェイル
ケアンズから車で1時間 マリーバから車で2時間
私はすぐに行くことに決めた
そこのハウスオーナーの韓国人がイニスフェイルからマリーバまで来てくれた
そのピックアップで私は$40払った
そしてイニスフェイルへ到着 2時間の道のり
とても長かった
イニスフェイルのシェアハウスは
1部屋2人 $140
とても綺麗なお家だった
そこには韓国人女の子が3人と男の2人がいた
個人的にこの時は韓国人の友達が多かったため
韓国人と一緒にいると安心する自分がいた
それと英語を喋れない子がいたが
日本語が話せる韓国の子がいたので会話には困らなかった
韓国料理が好きな私はとても幸せな時間だった
ケアンズへ
そして今も仲が良いチキンファクトリー時代の韓国人と日本人の同僚
2人には助けられた
これはイニスフェイルとマリーバの友達
このカエルはとても可愛らしい
でも色が茶色に変わるのが気持ち悪い
そしてバナナファームのユニフォーム
特に決まってはいないがオーストラリアで働いてる農業 建築 道路整備 の人達はこのタイプの服を着ている事がほとんど
それとこのユニフォームは汚れが取れない
毎回洗っても汚れが落ちることは無い
これはまだ綺麗な方でみんな着てるのがすごい汚くなっていく
韓国のシェアメイトが作ってくれたわかめスープとチャプチェ
これは韓国の誕生日の伝統料理らしい
そしてバナナファームは緑の状態なので黄色くなるまで時間がかかる
朝6時半から4時半まで
私のいたポジションはソーティングという悪いバナナを見つけて自分の頭上にあるベルトに捨てる仕事
毎日何百本ものバナナを仕分けた
ダブルバナナといって変な形をしたバナナも捨てなければならない
たまに蛇がでることもある
虫は当たり前
ここのファームで働いたのは1ヶ月程
インド人のスーパーバイザーが私が嫌いという理不尽な理由でクビになった
しかし私がここをクビになった時は
全然悲しくなかった ここのファームはアジア人だけ煽り早くしろだのちゃんとしろだの
他のヨーロピアン系のワーホリの子たちには何も言わず
完全に差別でした
ここのファームは毎日がストレスだったので辞めて良かった
仕事がない日は週に2日
仕事があっても週4日
この時韓国人の子たちの酒好きがよくわかった
夕方6時から朝の6時まで呑んでた子を見て凄いなと思った
私は途中で寝た
それと韓国人達の作るものはなんでも美味しかった
イニスフェイルでもう1つのファームへ移動