こんにちは。ZENです。

ブログをはじめて4回目の更新です。

始める前はわからなかったけど、意外と読んでくださる方がいらっしゃるんだなぁと驚いています。

フォロー下さった方もありがとうございます。

それと同時に、闘病についてブログで公開される方が沢山いらっしゃることもはじめて知りました。

皆で戦っていきましょう!

今回はブログのテーマでもある妻の乳がんについて書いてみようと思います。

詳細については書いたことがありませんでした。

自己紹介というより、タイトルの通り、敵の正体です。

 

 

 

 

 

 

今年

4月頃、右胸にしこり発見。

以前にも同じようなものがあったようで病院を受診した時にはホルモンの影響でできたもので、自然に良くなると言われ、実際に無くなった。

それと同じだろうと思っていた。

 

6月になっても変わらずしこりがある。

妊活も考えていたので、心配事をクリアにしようと近くのブレストクリニックを受診(ブレストクリニックなる病院の存在もはじめて知った)

↳エコー、マンモグラフィをみて石灰化を確認。

翌週、針生検

 

6月中旬 生検の結果が出る。

悪性浸潤性乳管癌 ステージ1

リンパ転移なし

 

6月下旬 詳細の結果が出る。

ER 陽性

PgR 陽性

HER2 陽性

Ki67 20%

トリプルポジティブ、ルミナールHER2などと呼ばれるタイプのがんだった。

 

紹介状を書いてもらい、大きな病院へ。

そこで改めて

マンモグラフィ

エコー

採血

採尿

負荷心電図

リンパ節超音波

胸部レントゲン

乳腺超音波

針生検

心蔵エコー

MRI

PET-CT

の検査を3日に分けて受けた。

 

そこで詳細が出る。

悪性のステージ2A(大きくなっていた)

浸潤癌

顔つきグレード2

ルミナールHER2

Ki67 65%(前回は20%)

リンパ転移なし

心蔵異常なし(抗HER2薬使用の際に重要とのこと)

貧血なし

血液感染症なし

腫瘍マーカー数値異常なし

 

最初の病院での検査と変わった所は

◯腫瘍の大きさ 2cm未満→2cm越え

↳2cmを超えるとステージ2になる

◯Ki67の数値  20%→65%

↳増殖スピードを表す数値で、30%を超えると増殖が早いタイプとのこと。

 生検で採取する組織によって数値が変わるとのことだった。

 一回調べただけじゃ精度として信頼におけるのかは謎。という個人的な評価。

 

確かに大きくなっている感じはした。

こんなに早く成長するとは思わなかった。

 

妻はAYA世代。僕達の間にはまだ子供もいない。

ここで「妊孕性温存」という新しい壁が登場する。

 

がん治療をする際、将来的に妊娠しにくくなるリスクを負うというのだ。

1.抗がん剤の影響

 卵巣へのダメージ→卵巣機能を低下させ、妊娠しにくくなる。

 抗癌剤の影響で閉経してしまうこともある。

2.ホルモン剤投薬中影響

 ホルモン剤使用中の妊娠は胎児に奇形を引き起こす可能性がある。

 ホルモン剤は5~10年と使用するので、終わった頃には出産のタイミングを逃してしまう。

 

上記のリスクがあるので治療の前に妊娠のための準備をしておきましょうというのが妊孕性温存ということらしい。

具体的な方法は卵子凍結、受精卵凍結、卵巣組織凍結等があるらしい。

保険適応外になるので自己負担にはなるが、自治体によって支援は受けられる。

このへんの公的支援についてはchatGPTにきいた。

 

ただ問題は、妊孕性温存がひと区切り付かないことにはがん治療が始められない。

卵子凍結などする際、排卵促進剤によってホルモンの影響が乳がんに出てしまう可能性があり、がんが悪化スピードが早くなるリスクがある。

 

まだ見ぬ子供のための妊孕性温存とはいっても母体が健康でなければ意味がない。

6月に乳がんが判明し、2ヶ月も経たないうちに大きくなる変化を感じ取ることができている現状。

治療に待ったをかけて妊孕性温存をするよりも、真っ先に乳がんをやっつける選択を取ることにした。

治療をした場合、妊娠可能性が0になるというのならもう少し考えたかもしれないが、0になるわけではない。

良くも悪くも、妻は若くして乳がんになった。

治療が終わってからでも、子供を授かるチャンスはまだある。

妊娠出来るかどうかの心配は今は手放すことにした。

 

今後の治療としては

EC療法(エピルビシン、エンドキサン)を3クール

抗HER2薬(ドセタキセル、フェスゴ)を3クール

その後に手術

の予定だ。

 

副作用がどう出るかもわからない。

けど、全力で妻を支えていこうとおもう。

 

初回の治療まであと数日。

病院が終わって急遽ホテルを取ってそのまま向かい、妻の行きたがっていた東京ディズニーシーへいってきた。

(いい写真を撮れてなかった)

 

治療が始まって数日後には誕生日もやってくる。

プレゼントは用意した。

2クールめに入る前に温泉小旅行も計画中。

病気だとしても、二人で楽しくやっていこうと思う。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

【次回予告】

食生活ついて書いてみようと思います。