こんにちは。ZENです。
今日は病気が見つかってからの生活の変化について書いてみようと思います。
病気によって生活が変わった。というより、病気と戦うために生活の仕方を自分たちで意図して変えた。
病気なんぞに生活を変えられてたまるか。
気持ちで負けたくない。だから対策をする。
そんな話です。
病気が見つかり、仕事をしながら公的支援制度の申請や、病院での検査と様々なタスクが増えた。
先の不安がふわふわと頭の中を漂い、そのなかで仕事から病気のことから考えることは何とも脳内リソースが割かれている感じがした。
頭の中の考えが全て八掛けくらいになってしまう感じ。
朝起きて、支度をし、朝食の準備と食事、出勤して夜家に帰り、夕食の支度と翌日の弁当作り、それから掃除と洗濯、更に名前の無い家事達。
我が家では「家事はチーム戦」が合言葉になっている。
共働きなので協力してやることにしているが、推し量ることが難しい相手の負担というものがあるはず。
相手の疲れ具合は相手にしかわからない。
だから出来る方が出来る家事をやろう。
それ故に「家事はチーム戦」なのだ。
僕も台所に立つし、二人分の弁当を作ったりする。(俗に言う茶色弁当だけど)
その間に妻が洗濯物を干してくれたりしている。
ご飯を食べて、あっという間に夜も更け、「もう寝なきゃ」と、布団に入る。
夕食はゆっくり妻と一緒に味わいながら食べたいし、いろんな話もしたい。
寝る前にストレッチもしたいし、なんなら散歩も行きたい。
それに加えて病気のことを調べたりもする。
純粋に夫婦での時間を持つことが出来るのは晩ごはんを食べて夜眠るまでのちょっとした時間しか無い。
まだ治療は始まっていないが、治療が始まると薬の副作用で体調がどうなるかわからない。
始まっていないからこそ、夫婦の時間を大切にしたいと思った。
そこで取った選択は、家事を極力削ぎ落とすこと。
その上で有効と思い、取り入れた手法はミニマリズム。
「ミニマリスト」なんて単語も聞いたことがある人は多いはず。
その「ミニマリスト」なるものに近づくことを目指してみた。
僕はもとも服、靴が大好きで物で溢れかえっていた。
特に靴については最近までのスニーカーブームも有り、狂ったように持っていた。
これでも所有する中の一部。
数えたことはないが、100足以上はあったと思う。
他にもまだまだ沢山あった。
洋服、かばん、帽子、アクセサリー、、、
好きなものである服、靴に常に気持ちは向いていた。
季節が変わる毎にコレクションを追い、新作のチェックと、ネットに転がる掘り出し物探し。
正直、欲しいものにキリが無いことにも気がついていたし、自分の物欲の強さにも嫌気が差していたところだった。
そこで、1冊の本に出会う。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」
著:佐々木典士
日本人ミニマリストの中では古典とも言われる名著。
何故物を所有するのか、何故手放せないのか。
手放すことのメリットや、実際の手放し方まで書かれている。
今、妻との時間に集中するために必要なことが書かれているように感じた。
自分の何かを埋めたくて服や靴を買っていたが、モノに頼らなくてもいいことを教えてくれた。
ここで必要ではない物を手放すことに目覚め、断捨離しまくる。
メルカリやリサイクルショップで売りまくる。
50万以上のお金になった。
思わぬところで治療費に充てられる収入を得た。
そんなこんなで、持ち物を必要最低限まで減らす。
最低限まで減らしてみて初めてわかったことは、名前のない家事が驚くほど減る。
掃除もすぐ終わる。部屋も広くなり、明るくなる。
洗濯だって簡単になる。
すると心に余白が生まれる。
生活がシンプルになっていく実感を得ることが出来た。
今思えば幸せになるためにモノをたくさん集めていたが、モノの所有≠幸せであり、沢山のモノがなくとも幸せは既にあったということに気づいたのかもしれない。
モノを減らし、以前よりも妻との時間に集中することが出来るようになった。
QOL爆上がり。
このブログもその余白の産物なのかもしれない。
これによって病気が良くなるわけではない。
それと同時に思うことは、病気が良くなっていくこと自体が大切なわけではない。
妻と一緒に幸せを感じながら生きていくことが大切なのだ。
幸せに生きる上で病気は無いに越したことはないという話なだけで。
思いがけないところでミニマリスト的な生き方をすることになったが、この考え方に出会えて良かった。
妻の乳がんを乗り越えた後もミニマリスト的生活は続けて行くと思う。
もうまもなく抗癌剤の治療が始まる。
副作用がどう出るかはわからない。
考えてもわからないことを考えることはやめて、今に集中する。
今晩は妻と一緒にもち麦玄米ご飯と、家でつけたぬか漬け、薬味多めの冷奴と、カツオのたたき、具沢山の味噌汁を食べていい時間を過ごそうと思います。
最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。
【次回予告】
次回は、病気のことについて少し詳しく書いてみようと思います。

