センシとセンガとキリエ
先日のコメントに「剪画と切り絵は違うんですか?」という
コメントをいただいたのですが、これらの定義については
明確になっていません。
そこで、ここでは現在私が分かっている範囲で書こうと思います。
剪紙は中国で行われているものです。
鋏だけで作られるものですが、ナイフで作る刻紙と呼ばれるものも
含まれます(地方によって方法が異なる)。
赤い紙を切るものが多く、切ったものに色をつけることもありますが、
ほとんどが単色のものです。
剪画は日本で行われているもので、黒い和紙をナイフで切り抜き、
台紙を貼って完成させます。
台紙にはカットした部分に合わせて色が塗られることもあります。
切り絵は紙を数回折って、鋏やナイフで切ったものです。
しかし、上で述べた剪画を切り絵と呼ぶ人も多く、違いがはっきりしません。
私が剪画を始めたきっかけは、剪紙をいただいたことでした。
それは赤い紙の単色のものだったのですが、自分で作ってみたら
単色じゃ寂しいし、色をつけよう!と思い、今やっている後ろから紙を重ねて
色を入れる方法に自然にいきつきました。
しかし、それはどうやら剪画の方法ではほとんど行われていないようです。
つい先日、天津では私のやっているものと同様の技法が使われている
ということをお聞きし、詳しくはこれから調べたいと思っています。
私が「切り絵をやっています」というと、お囃子をBGMに体を動かしながら
黒い紙を鋏で切ってシルエットを作る演芸を思い浮かべる方が多く
(あれは、「紙切り」というのだそうです)、一方で「剪紙をやっています」
というと、「センシ・・・・・???」となってしまい、あまりピンとこない方が
ほとんどです(これまでのところ100%)。
なんかこう一言でばしっとイメージが湧いてくるような語彙になるといいのになあ。
P.S.
ちなみにコメントをくださったシルルさん (←素敵なお写真が満載なページ。
是非見に行ってくださいませ)が書いていらした滝平二郎さん、
お名前からぴんとこなかったので検索してみたら「ああ、この絵の方かあー」と
すぐに分かりました。
無知ですみません。。。
ちなみに「たきひらじろう」さんだと思っていたら、「たきだいらじろう」さん
なんですね。
本当にすみません。。。