昨年の12月12日に市長方針が示されました。
「国保坂下病院は診療所化ではなく『病院』として継続を決定する」
よかったよかった??
本当にこれで良かった??
書いている内にだんだん長くなりましたが
内容を見て、精査してみましょう。
(以下 ・点が市長方針の内容)
・坂下病院の外来機能は医師確保が可能な診療科を残す
↑入院機能は無くすのに?お医者さんが手術も出来ない・入院も出来ない診療所以下(診療所は19床まで入院ベッドの確保が可能)の病院にしてやっていけると??今いるお医者さんも辞めていく可能性大であり、ましてやそんな病院で経営状況を改善したり新しくお医者さんを招聘する事などさらに困難です。
・坂下病院は 平成30年度に向けて入院機能を縮小し、入院機能として療養型病棟を残す。
↑縮小…と書いてあるけれど、残すのは「療養型病棟」であり急性期及び回復期の病棟は廃止。これでは例えば肺炎や白内障といった病気にかかった際に手術も出来なければ入院も出来ません。
さらに療養型病棟はすでに国会でも廃止に向けての審議がされています。市長がこれを承知で「残す」と言っているならこれはかなり悪質な「ダマし・ごまかし」とも取れます。療養型病床は治らない病気をかかえたお年よりが利用する療養の場であり廃止の方向です。私たちにとって本当に必要なのは「急性期及び回復期」のベッドです。
だいたい最初は平成32年度に向けてなかったっけ??なぜ30年度に向けて…なのか。これはどうやら次の項目に大きく関係している様子。
・坂下老人保健施設を坂下病院に移設する。
↑どうやら平成30年度までに坂下老人保健施設を移設すると、国が定めている居室面積や廊下面積などの指定基準が甘くても大丈夫らしく…32年度だとさらに大規模な改修工事が必要となる為に何とか30年度中に移設したいという事らしい。
悲しいのは老人保健施設を利用する利用者ですね。だって国が必要だと定めている基準より低い施設で過ごさなければいけないのだから…。
ただ坂下老人保健施設の移設については、支える会とは別に区長会が出した署名の中に「坂下老人保健施設は坂下病院に移設」との項目が入っており、この署名も1万人以上の署名数が集まっていたので、(かくいう私も署名したし)残念ながら私たちが移設に賛成したという形になってしまっていますね…。
・地域包括ケアシステムを構築し…
↑地域包括ケアシステムは「保健・医療・福祉」から成り立つものです。その内「医療」の拠点である坂下病院を診療所以下にしてどうやって地域包括ケアシステムを構築するというのか。もう体の良いような言葉でごまかされているようにしか感じません。
そんでもって最後の項目
・ただしこの方針は平成30年度の姿であり、今後の経営状況並びに医師の招聘または退職により改めて必要な見直しを行います。
↑だから、こんな方針じゃ近い将来、医師は居なくなり、経営状況は悪化して診療所になるに決まっています。(解ってやっているとしか思えない…)
第一、「外来機能を医師確保が可能な診療科を残す」ではなく、市長が言うべきなのは「現在残っている診療科を残し、入院機能を維持させる事が出来るように医師を確保する」でしょう。市民が必要な医師数の確保は、行政の責任です。これでは診療科が残せないのは来ない・残らない医師の責任とでも言うようで、あべこべです。
中津川市に近い地域の皆さん。中津川市のベッド数は本当に市民病院だけで十分だと思っていますか?
昨日聞いた話なのですが、今現在インフルエンザの大流行。こじらせて肺炎になった方が多く、すでに市民病院は入院を制限し、坂下病院に患者さんが流れている。
この現実をどのように受け止めますか??
坂下地区やその近隣の地区だけの問題ではないのです。
中津川市全体の医療、つまり我々市民全員の命が危機にさらされているんです!
そこで我々はどうすれば良いのか。
「国保坂下病院の療養病床のみならず一般病床を存続させる事を求める署名」を開始しています。2月の市議会に間に合うように。期日は短いですが、(くしくも私の誕生日)2/21までに皆さんのご協力が必要なのです。
署名用紙を見かけたら、ぜひ!!なにとぞ!署名のご協力をお願いいたします。