にっこりMMツイン産まれました・産後入院中にっこり

 

 

大学病院に通院した話

大学病院へ転院

16w0d、前回ブログに書いたような経緯で

いきなり産院から大学病院へ転院になりました。

 

産院の先生からは

双胎感輸血症候群(TTTS)

緊急性があるような雰囲気で転院を指示されて

すぐに大学病院へ駆け込んだから、

少し緊張して初診を受けたのだけど…

 

大学病院の先生が診たところでは

今は問題になるような体重差ではないとのことで

経過観察していくことになり一安心でした。

 

初めて測ってもらった双子の推定体重は

80gと60g。

そんなに小さくても人の形をしているなんて、

愛おしすぎました。

 

 

症例に慣れた医師の頼もしさ

初診時に撮っていただいた4Dエコーでは

臍帯の様子が分かります。

 

2人の場合は臍帯の付着点が限りなく近い。

そしてすでに、お互いの臍帯がぐるぐる巻きになる

「臍帯相互巻絡」になっている。

 

この臍帯相互巻絡が

MMツイン特有のリスクなのだけど、

大学病院の先生はあっけらかんと

「まぁMMツインちゃんは大体なります!」

という様子でどっしり構えていた。

 

大学病院は産院と比べて

より難しい症例を日々扱っている分、

ハイリスク妊婦にも慣れているようでした。

 

担当してくださったのは

テキパキとした女医さんで、

「双子・三つ子はたくさん扱っているから、

任せてください」と、とても頼しかった。

 

急な転院には戸惑ったけど、

危険な週数を超えるまで

慣れた先生に診てもらえるのは安心感があって、

結果的にすごく良かったと思いました。

 

 

順調に育ってくれた双子

かくして大学病院での通院がスタート。

 

通院頻度は2週間に1回、24w以降は1週間に1回、

26wまでお世話になりました。

 

もしTTTSを発症したら

いつでも緊急入院になっても良いように

身構えて準備したりもしたんだけど…

幸いにも双子は順調に育ってくれて、

トラブルなく妊婦健診をするだけで

通院を終える事ができました。

 

ある時、診察室に入って先生から開口一番、

「25週まで来ましたね!素晴らしい!」

と言われた時は嬉しかったな。

 

 

合併症にも安心

実は産院での初診時に受けた血液検査で

血糖値が高く出てしまい、

その後に受けた糖負荷テストでも

食後1時間・2時間の2点で基準をオーバーして

「妊娠糖尿病」の診断を受けていました。

 

それと同時に大学病院への転院となり、

妊娠糖尿病の治療も合わせて

受ける事になったのだけど、

専門の糖尿病内科で対応してもらえたので

これも総合病院のメリットだなぁと感じました。

 

 

産院へ出戻った訳

しばらく大学病院へ通っていると

初めは居心地の悪かった環境にも

慣れれば快適になってきます。

 

先生への信頼感もあるし、

このまま大学病院で出産までお世話になるか…

と悩んだりもしたのですが、、

 

結局は当初の予定通り産院への逆紹介で出戻り、

産院での管理入院を経て出産しました。

 

でもこれも結果的に良かったです。

 

大学病院は患者の年齢層が高くて、

受付や待合が混雑して院内が人で溢れている状況。

長期の管理入院をする事を思うと

やっぱり少し居心地が悪そうで…。

 

ただでさえ不安な入院中、

少しでも気持ちが安心できる方をと思い

産院での出産を選びました。

 

実際、産院での管理入院はとても快適で、

共有スペースや売店に妊産婦さんや母子しか居ない!

という事だけでもかなりの居心地の良さがあり、

出戻りをして良かったなぁと

しみじみ思う日々でした。

 

 

結果的に良いとこ取りをしてしまった形。

どちらの病院にも、それぞれに感謝です。