にっこりMMツイン妊娠9ヶ月・管理入院中にっこり

 

妊娠記録の前に、

不妊治療について振り返っています。

 

 

最後のステップアップ

 

タイミング法4回・人工授精3回を経て

不妊治療2年目に入ったことを機に

足早にステップアップしました。

 

精子量が少ないということで

体外受精は飛ばして顕微受精に。

 

さすがは高度生殖医療、

それまでに比べると

やることが格段に増えて複雑になりました。

色々と細かくありすぎて

あんまり記憶がないかも。。

 

調べながら思い出しながら

私の場合の経験を記録します。

 

 

2023年2月 卵胞刺激

卵巣刺激法

採卵をする周期の月経が始まったら

すぐに受診をして内診と採血がありました。

 

採血の結果では

1年前「9」だったAMH値が「6」に下がっていて

医師からは、測るタイミングでも変わるから

というくらいのコメントだったけど、

多嚢胞卵巣症候群(PCOS)が

改善されたってことなら良いなと思いつつ。

 

それでも平均よりはずっと高い値なので

卵巣を刺激しすぎるのは危険らしい。

 

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の

リスクについての説明を受け、

「PPOS法」という卵巣刺激法で

進める事になりました。

(英字4文字の言葉ありすぎてややこしい)

 

卵巣刺激法はいくつかあって、

それぞれの卵巣機能と合致した選択をするのが

採卵結果を左右する大事なポイントみたい。

 

刺激法によって使う薬剤や日程が違います。

 

内服・自己注射・点鼻薬

採卵に向け、

卵巣を刺激して卵胞をより多く育てていきます。

 

PPOS法では、まずは内服自己注射

通院をして注射してもらう事もできるけど

数日間、毎日打つことになるから

自己注射の方が楽だし安い。

 

「注射」と言うので最初は少し緊張したけど、

打ちやすいペンタイプになっていて

4〜5mmくらいしかない針を

お腹のお肉に刺すだけだから

あまり痛みもなく、意外と大丈夫でした。

(油断してたら たまに痛っ!て時もあるけど)

 

 

卵胞が育ってきたことをエコーで確認したら

卵子を成熟させる点鼻薬

自宅で指示された通りの時間に打ちました。

 

タイミングがズレると未成熟だったり

逆に排卵してしまったりするので

採卵までのタイムスケジュールはとっても大事!

 

そもそも、数日・数時間単位という繊細さで

狙い通りに身体をコントロールできるなんて

すごいなぁと思う。

医学の進歩に感謝です。

 

 

2023年3月 採卵

 

いよいよ採卵手術。

 

この日は夫も一緒に、朝一番で病院へ行き、

クリニックの一室で採精。

手術に挑む私を見送り仕事に向かって行きました。

 

クリニックのフロア内でも、

体外受精・顕微授精を受ける人しか

足を踏み入れないエリアに行って少し緊張…。

 

ベッドとクローゼットだけある

小さな個室のリカバリールームで、

パジャマのような手術着に着替えて待ちます。

 

順番が来て呼ばれ、

大きなモニターと手術台のある部屋へ。

 

手術台はいつもの内診のような、

座ると自動で上がって足が開く椅子。

でも目隠しのカーテンは無い。

 

麻酔の方法はちょっと忘れてしまったけど、、

痛みは全く感じませんでした。

いつの間にか寝ていて(?)記憶が曖昧。

うとうと…ハッ!としたら終わっていたのだけど

リカバリールームに戻って時計を見ると

20分くらいの事だったみたい。

 

しばらくベッドで安静にして、

採卵結果を聞いたら終了。

 

あっという間に、昼過ぎには帰宅できました。

仕事は終日休むつもりだったけど

帰宅後、全然いつも通り在宅ワークができた。

 

その後も痛みは全く現れず。

不妊治療の中でもいちばん痛そうで

かなり身構えていたんだけど、

私の場合はそんな事なくて拍子抜けでした。

 

 

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

 

術前に卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

リスクの説明を受けていて、

先生もそれを回避するように

刺激法など工夫してくれたと思いますが、

後日の内診で卵巣が6cmに腫れていて

軽度のOHSSになっていました。

 

術後、自覚症状は特になく

のほほんとしていた私でしたが、

いつも平静な先生が

この時は少しピリッとした雰囲気を纏って

「卵巣が捻転すると危ないから安静に」

との言うので、

あ、なんか大変なやつ?と自覚して

1週間は出社日を在宅にさせてもらったりと

大人しくしていました。

 

少しヒヤッとした場面でしたが

その後は悪化せず事なきを得たので良かったです。

 

 

次回ブログは

採卵・受精・培養の結果について。