にっこりMMツイン妊娠9ヶ月・管理入院中にっこり

 

妊娠記録の前に、

不妊治療について振り返っています。

 

 

検査で分かった身体のこと

内診と血液検査

クリニックで最初に行うのは検査。

 

まず内診(経膣エコー)で診てもらうと、

子宮は綺麗で以上なし。

卵巣は育ちきれていない小さな卵胞が

複数ある状態でした。


血液検査では、

AMH(卵巣予備能)が「9」と異常に高かった。

 

この卵巣の様子とAMHが高いことから

私は「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」

だったことが分かりました。

 

身体に現れる症状について調べると

生理不順・肥満・多毛・ニキビなどがあり、

自分に当てはまることばかりで

答え合わせしたみたいに腑に落ちて逆にスッキリ。

 

昔から生理は40〜45日周期とゆっくりで、

30代に差し掛かる頃からすごく太って

顎の裏に濃い毛が生えてきたのにも

悩んでいました。

 

PCOSだと排卵障害(排卵が遅い・無い)が

あるらしいから、

不妊の大きな原因になっていたと思う。
 

卵管造影検査

卵管に造影剤を注入して通りを確認する検査。

 

その結果、

右側の卵管はしっかりと通っている一方、

左側の卵管が萎縮していることが分かりました。

詰まっている訳ではないものの

縮れたような見た目で通りが悪くなっていた。

 

卵管は卵子と精子が出会う場所なので

これも不妊の原因のひとつだったかも。

 

ちなみに卵管造影検査は

生理痛くらいの鈍痛があると聞いて

少し緊張して挑んだけど、

そんなに大した痛みは感じませんでした。

 

精液検査

私がクリニックに通う前に

夫自ら他院で検査を受けてくれていて、

その結果を共有したからか

精液検査はありませんでした。

(たぶん普通は行うはず)


人工授精にステップアップした時に

洗浄濃縮した結果では、

運動率は高いけど精液量が少ないと分かった。

少数精鋭(?)みたいな感じ。


精子量の少なさは男性不妊に繋がるらしいので

自然妊娠が難しかった一因ではあったのかも。


ちなみに、その後ステップアップした時には

精子量が少ない事が分かっていたので

体外受精(ふりかけ法)は飛ばして

顕微受精に進む事になるのでした。



次はいよいよ不妊治療スタート。

タイミング法と人工授精について。



​余談:若い頃に無理をした代償は大きい

私も夫も20代からずっと

ブラックな働き方をしてきました。


私は制作系の仕事をしていて

パソコン作業で深夜まで働いて

寝るのが遅いのは当たり前。

時には徹夜や休日返上で働く事も。


20代後半になると役職もついて

業務も責任もどんどん増えてストレスフルな毎日。

食生活は不規則、しかもコンビニに頼りまくり。


特に結婚した2018年前後の数年が

ピークに荒んでいた気がします。

太るし老けるし髪は薄くなり白髪も増えるし、

人当たりも強くなってしまっていたなぁ…

自律神経やホルモンなんて滅茶苦茶だっただろう。


今となっては

「そりゃあ赤ちゃん来てくれる訳ないわ〜」

と分かるものですが、

自分の身体の深刻さには

なかなか気づけないものですよね。


その後、コロナ禍で環境が変わった事と

後輩が育ってきてくれたお陰で少し余裕ができ、

上司の理解もあって

不妊治療に向き合う状況を整えることができたから

なんとか今の妊娠があります。


後悔先に立たずですが

これからの意識は変えられるので、

自分の身体も夫の身体も労わりたいし

将来 子どもの良いお手本にもなるような

健康的な親になりたいなぁと思います。。