こんにちは。

 今日は、12月24日 (火) 。 クリスマス・イヴですね。

 普通に平日なので、仕事も学校もあったりして、色々忙しくってイマイチ、クリスマス・ムードでは無いかもしれませんね。

 先週の土・日にクリスマス、やってしまったというご家庭も多いのかもしれません。

 子供の頃や、若い頃などは、「クリスマス・プレゼント、何貰えるかな~!」 とか、「クリスマス、好きなあの人と一緒に過ごしたい!」 とか、「ひとりかー ・・・ 寂しいな ・・・ 」 とかね。 そういう目先の自分の事ばっかりに心を奪われてしまいがちですが、段々、大人になり、歳を取ってくると、色んな事考えてしまうわけです。

 たわいもない、無邪気な欲求は、平和な世の中の上に成り立っているんだよなー ・・・ってね。

 先日、今月の4日ですが、戦乱が続くアフガニスタンで、長年干ばつと戦ってきた日本人医師の中村 哲 (なかむら てつ) さんが、武装集団に銃撃され亡くなったというニュースが飛び込んで来ました。

 元々は医師として単身、アフガニスタンに赴き、ボランティアで人道支援を行っていた中村さんだったが、「戦乱は武器や戦車では解決しない。 農業復活こそがアフガン復興の礎 (いしずえ) だ。」 と白衣を脱ぎ、用水路建設に乗り出した。

 灌漑 (かんがい) 設備建設に対する知識も技術も何も持たない中村さんが、長年の努力の末、用水路は完成し、大地に緑がよみがえり、人々に平穏 (へいおん) な営みが再び始まろうとしている矢先の銃撃事件でした。

 私などは、ほとんど中村さんについて、存じ上げなかったんですが、たまたま訃報のニュースの後のNHKの番組で、彼のドキュメンタリー番組 「武器ではなく 命の水を ~医師・中村 哲とアフガニスタン~ 」 を拝見しました。

 2000年に記録的な干ばつに見舞われたアフガニスタンから、その後15年にわたる彼の不屈な歩みを記録した2016年放送の再放送でした。

 観始めたら、引き込まれて最後まで観てしまいました。 すごい方だったんだなー、と。

 本当に惜しい人を亡くしてしまった。

 U2の来日公演では、12月5日のさいたまスーパーアリーナで、ボノが、「一瞬でいい、皆の思いを寄せよう。 偉大なる中村 哲医師に。」 とメッセージし、「Bad」 という曲で追悼しました。

 そんな事もありまして、今年の私のブログのクリスマス・ソング特集は、U2から始めたのでした。

 世界には、貧困にあえいだり、大人達の勝手な紛争に巻き込まれ、命を落としている子供たちが大勢いる。 今、この瞬間にも。

 クリスマスに、そんな事考えなくたっていいかもしれない。 いや、クリスマスだからこそ、考えなくちゃいけないのかもしれない。

 クリスマスに美味しい料理やケーキが並ぶ食卓。 そういうものを見ると、ふと、そういう事が頭をよぎります。

 感謝しよう。

 日々、手にする事ができる糧 (かて) に。

 感謝しよう。

 この平和な環境に。

 願おう。

 全ての子供たちが笑顔で暮らせる時が来る事を ・・・

 ちょっと固い話しになってしまいましたが、クリスマス・ソング特集、最後の2曲、行ってみたいと思います。

 最新の曲で、邦楽からと洋楽から。

 まずは、Ren の 「Fallin'」 という曲。

 Ren さんは、長渕 剛さんの息子さんですね。

 2019年11月にリリースされた、4曲+ライヴDVD付きのEPに収録。

 そして洋楽からは、

 Alessia Cara (アレッシア・カーラ) の 「Make It to Christmas」 。

 こちらも2019年11月リリースで、配信限定シングル。







 アレッシア・カーラさんのプロフィールを少し。

 カナダ出身、1996年生まれのシンガー・ソングライター。

 自ら YouTube に投稿したパフォーマンス映像から人気に火が付き、メジャー・デビューが決定。

 デビュー・アルバム 「ノウ・イット・オール」 は、全米アルバムチャート9位を獲得。

 2016年、カナダ最大の音楽賞 JUNO AWARDS (ジュノー賞) で最優秀新人賞を受賞。

 2017年、ディズニーのアニメーション映画 「モアナと伝説の海」 のエンド・ソングを担当。

 2018年、第60回グラミー賞にて最優秀新人賞を受賞。 ――――








 では、素敵なクリスマスを ・・・ ☆


  またね。