こんにちは。
今日は、11月16日 (土) 。
朝晩、寒くなってきましたね。 特に朝なんか、外に出た時なんか 「うっ、寒っ!」 って感じでね。 風邪をひかないように気を付けなくちゃならない季節になってきました。
さて、では、アルバム 「見っけ」 の 「全曲感想&ちょっぴり解説」 を引き続きやっていきたいと思います。 曲は8曲目の 「YM71D」 ですね。
またこのタイトルがね、意味が分からない記号のような文字の羅列で。 (笑)
分かってしまえば、「な~んだ。」 とか、「へー、そうだったんだ~ 」 って思えたんですが、私は最初、少し深読みし過ぎちゃって ・・・
こんな感じで ・・・
まずは、「Y」 と 「M」 か ・・・
ん? ああ、そっか! で、「71」? あ、うんうん。
で、「D」? うーん ・・・ おー! なるほど! そっかー! みたいな感じでね。
どういう解読かと申しますと、行きますよ、いいですか?
「YM71D 」とは?
「『優』美ちゃん(仮名)と『マ』サムネ君、19『71』年の『出』会い。」!!
少し詳しく説明をさせて頂くと、
「1971年と言うと、草野さん4歳の時ですね。 福岡の天神幼稚園 (仮称) に通う年中 (ねんちゅう) さん。 そこで知り合った同じタンポポ組の (笑) 優美ちゃん。 草野さん人生初めて経験する恋、「初恋」 が芽生えたんです。」
そんな 「初恋」 を思い出し、テーマにした曲。 という事でね。 どうでしょう!?
あはは ・・・ 実は思いっきり、違ってました。
「ヤメナイデ」 という意味でした。
サビの歌詞の中に 「やめないで 僕らまだ 欠片すら 手に入れちゃいないさ」 などが出てきますので。
もうちょっと詳しく、何故このようなタイトルの曲になったかと言いますと、音楽雑誌での草野さん談、です。
「実は、山下達郎さんの “ SPARKLE ” みたいな曲を作りたいと思って作ったんです。 それで “ Y&T ” って仮タイトルにしてたんで、タイトル付ける時Yで始まるタイトル考えようと思って。 さすがに “ Y&T ” のままだと “ 山下&達郎 ” になっちゃうから。」
どうして 「SPARKLE」 だったのか? という質問に、
「俺、ギターを始めた頃、高校1年生の時に1年間だけエレキギター教室に通ってたんです。 そこで大学生の上手い人が教えてくれてて。 で、その人はバキバキのフュージョン系のギタリストだったんで、“ SPARKLE ” が課題曲だったんですよね。 それで “ SPARKLE ” を1時間、延々弾かされるっていう (笑) 。 当時の俺は、メタルとかパンクが好きだったから、なんでこんな曲やらなきゃいけねえんだと思ってたんだけど、凄くためになったし、最近始めたラジオ番組で、かけたら凄いカッコいい曲だなと思えるようになって。 で、あのリズムだけちょっと拝借できないかなと思って。」 と。
とても楽しい、草野さんのお答えでした。
「SPARKLE」 も 「YM71D」 も、ギターのカッティングが小気味良く、爽やかで、ずっと聴いていたくなる、そんな曲ですね。
「YM71D」 の歌詞は、ちょっとエロティックな雰囲気の部分もあり、例えば、「初めては 怖いけど 指と指 熱を混ぜ合わせよう」 とかね。 だから、ただの爽やかソングでは、ありません。 草野さん流のエロティシズム、垣間見れる素敵な (笑) 曲です。
タイトルの話しに戻りますが、「YM71D」 を 「やめないで」 と読ませちゃう、この手法、私もすでにある曲名から考えてみました。 他のアーティストさんのですが。
例えば、
ZARD / 「MK71D」 (分かりますか? こんな感じで、あといくつか。)
舘ひろし / 「NK71D」 (笑)
浜田省吾 / 「IK71D」 (ちょっとマニアックか?)
ちょっと複雑になりますが、
岡村孝子 / 「YMOAKRM71D」 (あはは。 このくらいにしておきます。)
全部分かりましたか?
答えは、「負けないで」 、「泣かないで」 、「行かないで」 、「夢をあきらめないで」 でした。
ではでは、今回はこのへんで。 またお会いしますよ! (笑)
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