こんにちは。

 今日は、7月14日 (日) 。

 こちら千葉では、朝から雨が降ったりやんだりの、どんより天気です。

 今日取り上げさせて頂く Bob Dylan の曲は、そんな天気にも合うかな?

 しっとり系のバラードです。

 まず、その前に、当ブログ11年目に突入した最初の曲になるわけですが、前回の The Band の曲が、今後のこのブログでやる、新しい事へのきっかけになる曲ってお話しさせて頂きましたが、その理由ですね。 そこから。

 まあ個人的な事なんですが、私の息子ですね。 バンドをやってまして。 ロックバンドね。

 現在、あちこちのライヴ・ハウスに出演しながら、精力的に音楽活動をしています。

 まだ弱冠17歳。 高校3年生で、バンド活動しております。 で、ライヴ・ハウスに出られるようになったきっかけ、というのがありまして。

 3年生になる前の春休みに、いつも利用して、お世話になっている音楽リハーサル・スタジオ主催の 「優勝決定戦」 という名目のフェスに出場し、6組くらいだったかな、エントリーしたバンドがいたんですが、高校生バンド限定のフェスね。 そこで優勝したバンドには、賞品として 「無料で、千葉県内のライヴ・ハウス 7カ所を回れる、ツアー」 というのがありまして、そこに出場、そしてそれを見事に獲得しました。

 ライヴ・ハウスで演奏できるっていうのは、高校生くらいの若者にはなかなか難しくてね。 何故かと言うと、出演するのにお金がかかるんです。 名前が知られていないバンドだと、1バンド出演料1万5千円とかね ・・・ 。 名前が知られてくるようになって、固定のお客さんが付き、チケットが売れる見込みが出てくれば、逆にお客さんを呼べた分に対して、ギャラが発生してお金が貰えたりするようにはなるんですが。 まあ、そこまでいかなくともライヴ・ハウスの店長やブッキング・マネージャーと顔見知りになり、出演料を少し割り引きにしてもらったりとか、くらいにもなったりするんですが、まだ、とにかくそんなのは、最初からは無理な話しなので。

 ですので、その高校生バンド、ナンバーワン決定フェスで、そのライヴ・ハウスを回れる権利を獲得したっていうのは、本当に嬉しかったんです。

 人前で演奏できるって事は、とても素晴らしい事で、色んな意味で得るものがあります。 対バンと、なっている他のバンドの方々との出会いも、すごく大切ですし。

 で、現在、「7カ所ツアー」 の4カ所目まで終了しています。

 回っていますと、当然、色々な音楽に携わっている方々との出会いもあるし、演奏の評判の噂も広がりますし、あちこちのライヴ・ハウスから出演依頼が来ます。 7月の1ヵ月だけで、8カ所の出演があります。 ここに、更にオファーがあれば、どんどん予定を組み込んでいます。

 もう学校そっちのけで、( って事は、大学進学は当然ありません。( 笑 ・・・ ) ) 青春を賭け、人生を賭け、アルバイトもしながら、睡眠不足と戦い、挑んでおります。

 なのでね、そんな息子のバンドを、父である私が音楽が好きで、このようなブログを10年も書いている私が、音楽ブログをメインとしているこのブログで、取り上げないのは如何なものか? 応援しないのは、おかしくないか? って事に行き着いたのです。

 まだ高校生でもあるって事や、様々な事情を考慮して、それはやらないほうがいいのでは? ・・・ と、随分悩みましたが、彼や、彼のメンバー達の頑張りを見ていますと、何か少しでも役に立ってあげたい! ・・・ と思うようになりました。

 当然、私のブログは、私が 「良いと思わない楽曲は取り上げない」 、というのを基本理念に今までやってきていますので、それはブレません。 息子のバンドであろうと、なんであろうと。

 彼らのバンドのやっている音楽は、良いです。 カッコいいです。

 バンド名は、「トロピコの街」 と言います。

 で、そんな彼らの楽曲をここでも取り上げて行くと同時に、そのような若いバンド、デビュー前のインディーズ系のバンドなども 「いいな!」 って思った曲を紹介させて頂こうと。

 そういうバンドは、レコード会社との契約もしてないし、ウィキペディアにプロフィールが載っているわけでも無いので、ほとんど、記事に書く紹介文が、バンド名と曲名だけになったりするかもしれませんが、その辺は、ご了承下さいますようお願い申し上げます。

 それらの事が、「11年目からの新しい試み」 です。 ちょっと大袈裟な告知だったかな ・・・ (笑)

 あ、で、何が The Band の 「We Can Talk」 だったのかと言いますと、その曲をバンド (トロピコの街) の出番前 SE に使わせて頂いているんです。 PA の方にかけていただくようお願いしてあって、かかるとメンバーがステージに現れ、持ち場に着き、改めて最終確認のチューニングなどをし、OKなら息子がギターをじゃらーんと鳴らすのをきっかけに 「We Can Talk」 をすぐフェイドアウトしてもらい、完全に音が無くなったところで演奏を始める、っていうね。
 
 そんな、とても大切な、意味のある曲だったのです。

 11年目のこれから、どうか、今後とも、このエフマイナー・ブログ、そして、

 「トロピコの街」 よろしくお願いします。

 「トロピコの街」 の曲に関しては、YouTube 上に公開されている楽曲は今のところ1曲だけなんですが、そちらを次回の更新で、取り上げます。
 
 では、長くなってすみませんでした。

 11年目の最初の曲、Bob Dylan (ボブ・ディラン) の 「Make You Feel My Love」 (メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ) という曲。

 邦題は、「心のままに」 。 作詞・作曲:Bob Dylan 。

 Billy Joel や Adel といったアーティストにもカヴァーされている曲です。

 1997年リリースの30枚目のスタジオ・アルバム 「Time Out of Mind」 (タイム・アウト・オブ・マインド) に収録。 アルバム・チャート最高順位は、全米、全英共に10位を記録。

 映像は、アルバム・ジャケ写真の静止画で、2019年3月に公開された公式のものです。
 



 歌詞は、こんな感じのようです。 1コーラス分だけですが。

  雨が顔に吹きつけている時、

  世界中から批判されている時、

  僕はあなたを温かく抱きしめる あなたに愛を感じて欲しいから


  夕方になって影が濃くなり、星が顔を出す時、

  あなたの涙を拭く人が誰も居ない時、

  僕はあなたを抱きしめる ずっといつまでも 

  あなたに愛を感じて欲しいから


  まだ あなたは決心がついていないでしょ?

  でも、僕はあなたを見捨てないから

  あなたと初めて会った瞬間に そう思ったんだ

  僕の心に迷いは無いよ そこにあなたが居るから  ・・・・  ――――


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    では、また。