プロ野球の話題ですが、昨日は、広島カープが巨人を破って、セ・リーグの優勝を決めましたね。

 25年ぶりの優勝という事で、ファンも選手も、感激もひとしおだったんではないかと思います。

 パ・リーグの方は、どうなってるかと見ますと、(右の勝敗表で見れますね→ ) 日ハムが、なんと首位を走っています。 ホークスとのゲーム差は、ほぼ無いので、どうなるやら? 目が離せない試合が続きますね。

 クライマックス・シリーズで、どうなるかは分かりませんけど、この順位のまま行くとすれば、「カープ対日ハム」 って事になりますね。

 ホークスの熱烈なファンでもある、草野さんは、もう居ても立っても居られない? ヤキモキしながら、経過を見てらっしゃると思います。

 では、今日は、アルバム全曲感想10曲目の 「ガラクタ」 からですが、その前に、ちょっとレアな映像。 草野さんがアコギを弾きながら歌う、ホークスの応援歌 「いざゆけ若鷹軍団」 という物を取り上げてみたいと思います。 何年か前の映像で、楽屋かなんかで、ちょっと遊びでワンコーラス歌ってみた。 っていうような物ですね。

 頑張れ! ホークス! っていう気持ちを込めてね。 あ、草野さんのためにね。 ^^

 早めの削除があった場合、ご了承下さい。





 我が地元の千葉ロッテマリーンズは、大差が付いていて3位ですが、もしクライマックスでミラクルが起きて (下剋上ですね ^^ ) 、日本シリーズに行ってしまうような事がありましたら、そん時はゴメンなさい ・・・ ^^

 あ、では、10曲目 「ガラクタ」 です。

 シングル 「みなと」 のカップリングの曲でしたので、アルバム・リリースを待たずに聴けていた方もいらっしゃると思います。

 この曲は、まあ、タイトルが示す通り、「ガラクタ感」 を出している曲ですね。 音にしても歌詞にしてもね。

 音に関しては、「キリキリ」 って音がするフレクサトーンっていう楽器を使ったり、サンバホイッスルは﨑山さんが吹いているようですし、メンバーで楽しみながらレコーディングしたようです。 もちろん、楽曲としてのバランスは、すごく考えられていて、しっかり成立してますのでご心配無く。 ^^ 明るい曲調で、「ナサケモノ」 と同じような遊び心満点の1曲。

 歌詞に関しては、サビの最後の 「甘辛い ガラクタ ラブストーリー ~ 」 って部分が好きです。

 さて、次は11曲目。 「ヒビスクス」 。

 まず、タイトルの意味から言いますと、花のハイビスカスって、ありますよね。 そのラテン語名だそうです。 英語で書くと 「hibiscus」 。 ローマ字的に読むと、ああ、なるほどってね。

 熱帯地方で咲く花で、沖縄などでは有名ですし、ハワイの州花にもなっています。

 この曲を初めてラジオで聴いた時、誰のなんて言う曲か知らないで、聴いたんですが、最初のピアノのイントロ、これがもう素晴らしくて ・・・ 寂しげな、でも強さのあるメロディで ・・・

 洋楽の女性アーティスト、例えば、レオナ・ルイスやアリシア・キーズ、アデル? のような人の新しい曲なのかな? って一瞬想像したんです。 きれいな旋律だし、思わずラジオのヴォリュームを上げました。 で、すぐ、エレキギターのアルペジオが入って来て、ん? これは、スピッツっぽいぞ? って、なって。

 誰だ? スピッツの真似してるのは? ってね。 ^^ 「夜を駆ける」 みたいだし ・・・ って思っていたら、歌が始まり、あら? 草野さん? なんだー やっぱスピッツかーー! みたいなね。 (笑)

 この曲も 「SJ」 のような、情感こもった歌い方で、(あ、もちろん全ての曲、情熱を込めて、歌ってらっしゃいますけどね ^^ ) 最初の方は、静かなバラードでBメロの終わりの 「白い花が」 の所から、スピード感が出る展開になっていて、そこからは、もう完全にこの歌の世界に引き込まれます。

 草野さんの解説によりますと、まず、「曲に出てくる白い花のイメージが、沖縄とかで咲いている白いハイビスカスのイメージだったんです。 」

 そして、「これは、サビのメロディを、結局自分で重ねてハモったけど、最初はたくさんの人でハモってるようなイメージで作っていました。 それこそミュージカル的な感じで、みんなでウワーッと歌っているようなイメージ。 The 5th Demention の 「Aquarius」っ て曲あるでしょ? ああいうイメージだったんですが、徐々にピアノを入れたり、作ってる途中でロック方向に寄っていきまして」 と。

 CMで使用されていた曲なので、サビの部分は、多くの方が先行して聴いていたと思いますが、アルバムを購入して初めて聴きますと、歌い出しの歌詞が、「過ちだったのか あいつを裏切った~ 」 とあり、これはまた、珍しく衝撃的な歌詞で始まるんだなー ・・・ と。

 歌の中の主人公は、何かを 「後悔」 していて、しかし、最後には 「大丈夫 もう恐れるな」 と自分に言いきかせている。 そして決意をして、前を向こうとしている。 そんな内容ですね。

 そんな気持ちを、壮大で、ドラマチックなメロディとサウンドで表現している珠玉の1曲です。本来なら、アルバムの最後を飾るような楽曲では? と思うのですが、今回のアルバムは、ちょっと違いますね。 その話しはまた、ラストの14曲目の曲 「こんにちは」 の時に。

 そして、12曲目 「ブチ」 。

 「ブチ」 っていうのは、「毛の柄」 の事で、「モニャモニャは、ブチじゃないので、また別のキャラクターの事を歌っています」 との事。 ^^

 海外のオーディション番組で、モデル志望の女の子達を集めて、毎週一人づつ脱落していって、最後に残った子がプロのモデルとしてお仕事をもらえるっていう、元スーパーモデルのタイラ・バンクスが製作総指揮、司会を務める番組を草野さんが見ていた時があったらしく。

 「最後のほうまで残って健闘した子にひとり、体に火傷の痕がある子がいたんだけど、そういうモデルとしては不利になりそうなことも、その人のパーソナリティとか、モデルとして成長していく様を見ていくうちに欠点では無くなっていくんですよ。 審査員も同情とかではなく、純粋にモデルとして有望だとして残していて、それを見てると凄く納得させられるというか。 」

 「確かに真っ白な猫とか犬も綺麗でいいかもしれないけど、ブチのある毛の猫や犬だって可愛さや愛おしさがあって、人間だってそうだよねっていう ・・・ そういう事を考えたのが、この曲のきっかけでした」 と。

 サウンド的には、これも楽しい明るい曲調で、「ナサケモノ」 「ガラクタ」 そして、この 「ブチ」 の3曲が、今回のアルバムでは、本当に楽しさのある楽曲になっています。

 歌詞の部分でも、ワン・コーラス目で言うと、「~ 逆に動くラ~イダー 」 と 「手紙書くみた~いな~ 」 と韻を踏んでて軽快な歌い方です。 ツー・コーラス目では 「~ 蹴り食ら~って~ 」 と 「~ヤバくな~って~ 」 って感じでね。

 前回のスピッツのファンクラブ会員専用のコンサート・ツアーの時に、「この曲の時だけ、特別にカメラやケイタイで、撮影し放題タイム」 ってのがあったようで、(動画は禁止) それがアルバム・リリース前にすでにでき上がっていた曲 「ブチ」 を披露した時だったようです。

 で、みなさん、撮影に集中し過ぎて、この曲がどんな感じの曲だったか、ほとんど覚えている人がいなかったようで ^^ ファンから、「次のアルバムには、この時の曲、なるべく入れて欲しい」 っていう要望が多かったそうです。
 


 では、今回はこんな感じで。 ^^   あと、残すところ2曲となりました~


                   

                              また~ 。