アルバム 「醒めない」 の全曲感想特集7回目です。

 今日は、究極の9曲目 ^^ 「モニャモニャ」 ですね。

 「モニャモニャ」 とは、アルバムのジャケット写真にもなっている、草野さん考案・デザインの架空の生き物の名前。

 これがねー、可愛いんですよね ・・・

 こちらですね。 ↓

醒めない(通常盤)/スピッツ

¥3,240
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 アルバム・リリースの頃、東京・渋谷のタワーレコードで、「醒めない展」 っていうのが開催されていまして、このアルバム・ジャケットの撮影で使われた 「モニャモニャ」 ちゃんが、展示されていたって事なんですが、残念ながら私は行けませんでした。

 この 「モニャモニャ」 には、子供の 「子モニャ」 っていうのもいまして、こちらも一緒に展示。

 「子モニャ」 は、アルバムの歌詞カードの中で、見る事ができますし、現在では、グラスホッパーのスタッフによるツアー・ブログ (社長の坂口さん (通称=ぐっちゃん) が、写真をアップしたり、記事を書いたりしている) でも、毎回登場させてますね。

 当初 「モニャモニャ」 は、ツアーの物販のための商品化は、難しいかもって言われていましたが、全長約40センチのぬいぐるみとなって、それが可能になり、会場やオンライン・ショップで購入する事ができます。

 が、これがまた、売れに売れてて ・・・

 製造が追いつかず、タイミング良くサクッと買えた人はラッキー、みたいな感じになっていますね。

 6000円も、するんですけどね ・・・ ^^

 あ、曲のね 「モニャモニャ」 の話し、しないと。 ^^

 えっと、こちらは、超まったり癒し系の曲ですね。

 きれいなメロディで、演奏もゆったり。 スティール・ギターに佐橋佳幸さんを迎え、テツヤさんの12弦ギターでの間奏も、むちゃくちゃいいんですよねー。

 夏の終わり頃の野外で、夕暮れ時に聴いたら、ほんと最高かも! って思うような曲です。

 いつも、疲れ果てて帰る通勤の車で聴くと、心が解放されてね ・・・

 違う世界へ、いざなってくれて、癒される。 そんな素敵な曲です。

 この曲が、アルバムにあるか無いかでは、大きな違いがあるって思います。

 バラエティー豊富感が、より強くなる。

 と言うよりも、草野さん曰く、「まず、ジャケットのアイデアがあって、そのモニャモニャのテーマソングみたいな感じで1曲作りたいな、と思って」

 そもそも、そのモニャモニャって言う生き物のイメージは、「なんか、でっかくって寄りかかれるモンスターっていうイメージがあって、自分を醒まさないでくれる大きな存在。 ま、それが 「醒めない」 に繋がっていくんですけど。 だから、これはつまりロックのメタファーでもあるんです」 と。

 ですから、とても重要な1曲であるって事ですね。

 「モニャモニャ」 は、そんなところかな。

 「モジャモジャ」 でも無く、「モシャモシャ」 でも無い。

 「モニャモニャ」 って、語感がいいですよね。 ^^

 えっと、今日はスピッツの皆さん、北陸シリーズ2ヵ所目の新潟県民会館でのライヴ。

 お疲れ様でしたー。

 4日間ほどの中休みがあり、次は、我がホームタウン 「千葉県文化会館」 ですね。

 心からお待ち申し上げております。 ^^

 えっと、文字ばっかりのブログでもなんなので、1曲、映像をアップしたいと思います。

 アルバム 「醒めない」 には関係無い曲ですが、2015年に草野さんがソロで参加した、作詞家松本 隆さんの作詞家生活45周年を記念して発売したトリビュート・カバーアルバム 「風街であひませう」 から作曲を草野さんが手掛け、歌った 「水中メガネ」 という曲を。

 作詞:松本 隆/作曲:草野正宗/編曲:鈴木正人
 






                               では、また。