スピッツの15作目となるニュー・アルバム 「醒めない」 の特集、2回目です。
全14曲からなる珠玉の名盤! と思っていますが、まだ、どんなタイトルの曲が並んでいるのか書いてませんでした。
ちょっと曲順通りに列記します。
1. 醒めない
2. みなと
3. 子グマ!子グマ!
4. コメット
5. ナサケモノ
6. グリーン
7. SJ
8. ハチの針
9. モニャモニャ
10. ガラクタ
11. ヒビスクス
12. ブチ
13. 雪風
14. こんにちは
で、曲順通り、全曲の解説と感想をやっていこうという特集ですが、2回目の今回は、2曲目の 「みなと」 を。
アルバムのリリース前から、CMのタイアップとなった曲でもあり、シングルとして先行リリースされた曲でもあるので、すでに、これまでに私のブログでは取り上げさせて頂き、感想は述べておりますので、その時とは何か違う事を書こうかなって、思います。
最初に聴いたのは、やはりCMを見た時でした。 その時は、バックで静かに流れてるような感じでしたので、ちゃんとは、聴きとれなくて。 で、「曲:スピッツ」 って出てるだけで曲名も分からない。 なので、サビの部分だけ聴いて、ん~ ・・・ タイトルは、「たそがれ」 ? 違うかな? なんて勝手に思っていましたが、違いましたー 。
全体を聴けば、「黄昏」 とは、「あの日二人で 眺めた謎の光」 の時の、ほんのひとときの事ですので。
この曲の主人公は、とにかく 「港」 にいるわけです。
船に乗るわけでも無い時も、勇気が出ない時も、消えそうな綿雲の意味を考えている時も、今日も港で歌っているわけです。
ですので、やっぱりタイトルは、「みなと」 で、いいわけです。 ^^
表記の仕方の事を考えると、「港」 だと、それこそ演歌みたいだし? 「ミナト」 だと一瞬、「え? 何? 人の名前? あ、違うか。 」 みたいに混乱するし、やっぱり平仮名で 「みなと」 でいいわけです。 ^^
歌詞の内容は、少し ・・・ というか、かなり悲しげで、せつない ・・・ 特に 「すれ違う微笑みたち 己もああなれると信じてた」 という部分では、聴いていても、一緒に歌っていても、涙が出てきます ・・・
しかし、そういう歌詞の世界とは裏腹に、マイナー調の暗い曲にならないようなメロディになっている。 最初と最後の部分では、明るく始まり、明るく終わり、未来や希望を感じさせる極上なポップでマイナー調の曲になっています。
草野さんの解説によると、「この曲は、サビの歌詞とメロディが一緒に浮かんで。 “ 君ともう一度 会うために作った曲さ ” 辺りからできたので、“ 君ともう一度会う ” って歌っちゃったからには、別れの場面から描かないといけないな、みたいな流れでしたね。 」 と。
では、「みなと」 も映像は、公式で公開されていますので、今一度そちらを。
うーむ ・・・ また1曲だけで終わってしまった ・・・ ^^
では、またー 。