さて、桜の開花、みなさんの地域ではどんな感じでしょうか?

 南、西の地域では、「もう、散っちゃったよ~ 」 とか、

 北の方では、「まだ、サクラのサの字も無いぞ~ 」 とかね。 ^^

 こちら千葉では、今、ほぼ満開でしょうか。 見頃となっております。

 今日は、曲に行く前に、ちょっと 「桜」 について、書いてみようかと思います。


 ―― サクラ ――

 サクラは、日本文化に馴染み深い植物で、観賞用として植えられているサクラの多くは、ソメイヨシノという品種である。

 英語では、桜の花の事を cherry blossom と呼ぶのが一般的であるが、日本文化の影響から、sakura と呼ばれる事も多くなってきている。

 ちなみに、サクラの果実は、サクランボまたはチェリーと呼ばれ、世界中で広く食用とされているが、オウトウ (桜桃) と呼ばれる品種のサクラから採れる。

 日本では、平安時代の国風文化の影響以降、桜は花の代名詞のようになり、春の花の中でも特別な位置を占めるようになった。 また桜には、穀物の神が宿るとも、稲作神事に関連していたともされ、農業にとり、昔から非常に大切なものであった。

 桜の開花は、他の自然現象と並び、農業開始の指標とされた場合もあり、各地に 「田植え桜」 や 「種まき桜」 と呼ばれる木がある (あった) 。

 現在でも、長い冬が終わり、暖かくなる春を象徴する花、春本番を告げる役割を果たす。

 開花は、そんな気分的な高揚感もあるが、散っていく時の儚 (はかな) さや、潔 (いさぎよ) さも、愛される理由となっていますね。

 古くから桜は、諸行無常 (しょぎょうむじょう = この世の現実存在はすべて、姿も本質も常に流動変化するものであり、一瞬と言えども存在は、同一性を保持する事ができない。 という意味の仏教用語。 ) といった感覚に例えられており、ぱっと咲き、さっと散る姿は、儚い人生を投影する対象となった。

 ソメイヨシノですが、感字で書くと 「染井吉野」 となり、広く知られている事なんでしょうが、私なんかは、こう思っていました。

 「染井さん」 と 「吉野さん」 という方が、初めて発見した桜の木だったので、そういう名前が付けられたのかな? なんてね ・・・ ^^ 違ってました。 調べてみると?

 日本原産のエドヒガン (江戸彼岸) 系の桜とオオシマザクラ (大島桜) の交配で生まれた日本産の園芸品種で、ソメイヨシノは、ほぼ全てクローンである。

 江戸末期から明治初期に江戸の染井村 (現在の東京都豊島区駒込 (としまくこまごめ) ) に集落を作っていた造園師や植木職人によって育成された。

 初め、サクラの名所として名高い吉野山 (よしのやま) (奈良県山岳部) にちなんで 「吉野」 や 「吉野桜」 として売られ広まったが、1900年頃、上野公園のサクラの調査によって、ヤマザクラとは異なる種の桜である事が分かり、この名称では吉野山に多いヤマザクラと混同される恐れがあるため、染井村の名を取り、「染井吉野」 と命名された。

 2014年の最新のDNA解析では、ソメイヨシノの交雑割合が、エドヒガン47%、オオシマザクラ37%、ヤマザクラ11%、その他5%である事を示した、という。


 ちょっと長くなってしまいました ・・・

 まあ、この季節ならではの物ですので、良しとして下さい。 ^^

 ちなみに100円硬貨の表に描かれている花びらは、桜ですね。

 「表」 が花。 100という数字が刻印されている方が 「裏」 、との事です。

 桜の花が見たくなったら、いつでも見れますね。 100円玉を見ればいいわけです。 ^^

 さて、曲に行きます。

 「桜ソング特集」 3曲中の2曲目は、ななみさんの 「恋桜」 という曲。

 2015年2月リリースのシングル 「I’ll wake up」 、

 2016年3月2日リリースのミニ・アルバム 「桜」 に 「Acoustic ver.」 で、収録。

 4月は ・・・ 別れや出会いの季節でもありますね。

 この曲は、愛しい人との 「別れ」 を。 「旅立ち」 をテーマにした曲です。

 「最後だからと 想いを伝えるのは

  私のためで、貴方のためじゃないから ・・・ 」

 「私の泣き顔に 気付かぬふりをしてた 貴方に気付いていた ・・・ 」

 そんな歌詞が、いじらしく、切なくて、胸を打つ曲だなー ・・・ と。

 では、映像は、アニメーション仕立ての公式MV。







I’ll wake up/ななみ

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                                    では、また。