先日、第58回グラミー賞授賞式が行われましたね。

 その模様を私は仕事中にラジオのインターFMで聴いておりました。

 (録音した物を、授賞式の次の日に、ふり返りながらっていう、番組。)

 主要4部門の私の予想は、3つ、当たってましたね。

 最優秀レコード賞は、マーク・ロンソン ft.ブルーノ・マーズ / Uptown Funk

 最優秀アルバム賞は、テイラー・スウィフトの 「1989」

 最優秀新人賞は、メーガン・トレイナー

 で、はずしてしまったのが、最優秀楽曲賞。 私は、ラッパーのケンドリック・ラマーで、「Alright」 としていたんですが、獲ったのは、エド・シーランでした。

 ケンドリック・ラマーは、11部門での最多ノミネーションで、主要4部門では、楽曲賞だけがノミネーションでしたので、ここは彼なのかな? って予想したんですがね ・・・ ^^

 ケンドリック・ラマーは、結局、他の部門で5冠を達成していました。

 今回のグラミーでは、追悼ライヴのパフォーマンスも多く、どの演奏もパフォーマンスも素晴らしかったです。

 B.B.キングの追悼ライヴでは、クリス・ステイプルトン、ゲイリー・クラーク・ジュニア、ボニー・レイットらによる演奏は、本当に素敵でした。

 モーターヘッドのレミー・キルミスターの追悼では、アリス・クーパー、ジョニー・デップ、ジョー・ペリーらなどによる演奏。

 デヴィッド・ボウイは、レディー・ガガ、ナイル・ロジャースによる10曲メドレー。 これは、圧巻でした。

 グレン・フライは、イーグルズのメンバーとジャクソン・ブラウンが加わって、名曲 「Take It Easy」 を。 感涙ものでした ・・・

 モーリス・ホワイトは、ペンタ・トニックスとスティーヴィー・ワンダーによる、アカペラでの 「That's The Way Of The World」 ・・・ 先日の私のブログでも、この曲を追悼で取り上げさせて頂いていたので、これもまた、妙な偶然で ・・・ 驚きと感動でした ・・・

 グラミー賞は、本当に素晴らしい音楽の祭典だなーと、いつも感じます。

 日本人の受賞者では、世界的指揮者の小澤征爾 (おざわ せいじ) さんでした。

 過去に数回、ノミネーションされていましたが、今回初の受賞という事で、喜びもひとしおだったと思います。

 最優秀オペラ録音部門を受賞、ですね。

 受賞作の 「こどもと魔法」 は、母親に叱られた子供が成長するさまを、ファンタジーとユーモアを交え描かれた作品である、との事。

 現在、こちらの作品は注文が殺到し、amazon でも品切れ状態となっているようです。


 では、今日の曲は、もちろんこの人しかいないでしょ。

 昨日2月17日にお誕生日を迎え、25歳となったエド・シーランの曲を。

 少し、プロフィールを。

 Ed Sheeran (エド・シーラン) は、イギリスのシンガー・ソングライター。

 音楽ジャンルは、フォーク、アコースティック。

 2011年、「+」 (プラス) でレコード・デビュー。

 2013年、映画 「ホビット 竜に奪われた王国」 のエンド・クレジットに書き下ろし曲 「I See Fire」 が使用される。

 2014年に発表されたアルバム 「× (マルチプライ) 」 は、ファレル・ウィリアムス、リック・ルービンをプロデューサーに迎えて制作された。 イギリス、アメリカ共にアルバム・チャートで初登場1位を獲得した。 ――

 では、その2014年リリースのシングルで、アルバム 「×」 に収録され、今回、最優秀楽曲賞を受賞した、「Thinking Out Loud」 (シンキング・アウト・ラウド) を。

 映像は、公式MV。 男女二人が全編にわたってダンスをしてるシーンですが、男性の方は、エド・シーラン御本人のようです。 こんな才能も、あるんですね。





X/Ed Sheeran

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 そして、もう1曲、別のアーティストなんですが、このグループも楽曲賞にノミネーションされていて、惜しくも逃しましたが、Little Big Town (リトル・ビッグ・タウン) というバンドの曲を。

 この曲を聴くだけでは分からないかもしれませんが、カントリー系のアーティストの様で、今回のグラミーでは、最優秀カントリー・ソング、最優秀カントリーパフォーマンス (グループ) 部門の2つを獲得していました。

 では、その受賞曲、「Girl Crush」 を。






 一年間、或いは何十年も頑張って音楽を続けてきたアーティストへの功労や健闘を讃え、

 その偉業には、惜しみない拍手と喝采を送り、楽しい音楽の祭典にするアメリカのグラミー賞。

 本当に素敵なイヴェントだな、と、そして、音楽って素晴らしいなって、思わせてくれます。


                                   では、また。