少し、間隔が空いてしまい失礼しました。 プライヴェートで、色々、ありまして ・・・
私自身も歳が歳だし、もちろん親や兄弟もね ・・・ いつまでも健康な状態は続かない訳で ・・・
今日の記事は少し長くなるので、もし、読んで頂けるのなら、曲を聴きながらっていう事で。 ^^
2014年10月8日にジャクソン・ブラウンのニュー・アルバム 「Standing In The Breach」 (スタンディング・イン・ザ・ブリーチ) が、発売されました。
前作の 「Time The Conqueror」 (= 邦題 時の征者) 以来、6年ぶりの新作。
タイトルの中の 「breach」 とは、「違反、破棄、妨害、侵害、絶交、決裂、不和」 という意味があり、慣用句としての 「standing in the breach」 とは、「攻撃の矢面に立って」 という意味で、転じて 「難局に当たる」 という意味のようです。
タイトル・ソングもアルバムに収録されていて、その中で、
「大地が激震に襲われ 自分たちが踏みしめる土台が 裂けたとしても 私達は みんなで集まって また元のように築き直すことだろう そして、すぐそばにいる 生き残った者を助けようと駆け付け、自分達の世界を取り戻そうとするだろう 難局に当たって ・・・ 」 と歌われています。
アルバム・ジャケットの写真は、2010年に発生したハイチ地震の6日後に、被害の大きかった首都で撮影されたものを使用している。
アルバムのコンセプトとしての 「難局に当たって」 という意味は、大地震の様な災害の事から、また、様々な不安が広がる社会に対しても、そして、私的な悩みに愛や希望を込めて書かれている楽曲が収録されている、との事。
そして、ジャクソンさん、ニュー・アルバムを携えたソロとしては、7年ぶりの来日公演が予定されています。
3月9日 (月) 名古屋 愛知県芸術劇場大ホール
3月11日 (水)・12日 (木) ・13日 (金) 東京 Bunkamura オーチャードホール
3月16日 (月) 大阪フェスティバルホール
3月17日 (火) 広島 広島文化学園HBGホール
今日の曲は、この新しいアルバムの中から1曲。 「The Birds Of St. Mark」 (ザ・バーズ・オブ・セント・マーク) という曲を。「聖マークの鳥たち」 という意味かな。
この曲は、2010年リリースの来日記念のライヴ盤 「SOLO ACOUSTIC Volume 1&2」 に未発表曲だが初レコーディングされている、という事なので、新曲ではありません。
調べましたら、彼のデビュー当時の曲で、1967年頃、Niko (ニコ) (ファッションモデル、女優、歌手) に提供するために書かれた曲で、当時ニコは、The Byrds (ザ・バーズ) のロジャー・マッギンのファンで、そんなサウンド、メロディで書かれたが、長い間眠っていた曲だったという。 2002年のツアーからジャクソン自身のステージで歌い始めた、というものらしい。
歌詞は、こんな感じで始まります ――
ああ なんて悲しげに響くのだろう
女王が歌わねばならない 死についての歌たち
女王の座に囚われて 憂鬱がため息をつく
もし彼女が今、鏡を見る事ができたなら
彼女にお辞儀をしたりする人々から 自由になれるのに
彼女の足下の土を ならしたりする人々から
彼女は静かに歩き しおれていく真夜中の薔薇の間を
一瞬一瞬の時間が じっと見つめている
僕らの事など知る由もなく過ぎていく中、彼女はまるで気にしていないよう
誰もいなくなる事を夢見ているのかどうか
彼女の部屋の暗がりの中で
でも 僕の凍り付いた言葉も そう思うんだ
今こそ 呼び戻す時だと
城壁の向こうに 飛ぶよう放った鳥たちをみな
僕はもう 見て来た幾つもの夜に うんざりしていたのさ
これらの 虚しい広間の中で ――
映像は、アルバム・ジャケ写真の物で今回、収録されている音源で。 それと、「SOLO ACOUSTIC」 に収録されているピアノ弾き語りの音源と。 どちらも、心に響きます。
Standing in the Breach/Jackson Browne

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「Late For The Sky」 を彷彿とさせる、素晴らしい曲だと思います。 私自身、一生大切にしていく曲にこの曲は、入りました。 ^^
今朝、こんな事がありました ・・・
朝起きて、遅めの朝食を取ろうと思い 長年使って来たマグカップに熱湯を注いだんだ
コーンスープを飲もうと思ってね
注いでる時に気が付いた 「あれ? なかなか、いっぱいにならない ・・・ 」
亀裂が入って割れてしまっていたんだ 長年使って来たマグカップが、ね ・・・
これは、何かを暗示してるのか?
少し、考えをめぐらし、詩的な表現をしてみた
人を愛する、という事を カップにお湯を注ぐ、という事に置き換えたとするなら
僕の愛は、いつになっても満たされる事は無い
だって、カップは割れているんだから ・・・
君の愛も そうなのだろうか ・・・
僕らの愛は いつになったら満たされるのかな?
広い空を飛ぶ鳥たちも 安息の地を求めながら飛んでいる
海を渡る鳥たちも 安住の岸辺へと 向かっ て・・・
愛を注ぐ事に 意味があるように願って ・・・
飛ぶ事に 意味があるように祈って ・・・
では、また。