今日は、ジョージ・ハリスンの曲、「Isn't It A Pity」 を。

 「Isn't It A Pity」 (イズント・イット・ア・ピティー) は、1970年リリースの 「My Sweet Lord」 とのカップリングで、シングルとして発売。 (イギリス国内盤のみ、カップリングは 「What Is Life」 ) 。

 同年リリースのアルバム 「All Things Must Pass」 (オール・シングス・マスト・パス) に収録。

 アルバムには、ヴァージョン1とヴァージョン2が収録されていて、シングルでは、その演奏時間が短い方のヴァージョン2を収録。


 今回、私が取り上げたものは、そのどちらでもなく、デモの段階での音源 ・・・ という、らしい物をお借りしています。

 演奏時間が短めで、ヴォーカルの感じもいいなーっと思ったので。

 ま、演奏時間をメインに考えました。 この後、もう1本アップしていますので。


 この曲は、当時のジョージの妻、パティ・ボイドに対しての絶縁状のような意味を持つ曲だという。

 のちにパティは、ジョージと別れ、エリック・クラプトンの妻にもなった人ですが、実は、ジョン・レノンやミック・ジャガーも彼女に惹かれていたという、なんともモテモテな女性です。

 実に可愛い、キュートなルックスで、日本人にも好かれる様な顔立ちの女性です。

 パソコンで 「パティ・ボイド」 と入力して検索すれば、写真を見る事もできますし、ウィキペディアを読めば、その当時の彼女をめぐる、おおよその事も知る事ができます。

 
 曲のタイトルの 「pity」 とは、「哀れみ、同情、残念、気の毒」 といった意味の言葉ですが、歌詞はこんな感じのようです。


    なんて 残念な事なんだ

    なんて 恥ずべき事なんだ

    どれだけ お互いの心を傷つけ合ったのか

    そして お互いの痛みを引き起こしたのか

    どれだけ お互いの愛を奪い合ったのか

    相手を思いやる事も無く 仲直りする事も 忘れてしまった


    ある物事を解決するには 時間がかかる  

    でも僕は どう説明すればいい?

    そんな時、多くの人たちは 自分たちも みな同じだ、と分かっていないんだ

    そして 涙が邪魔して 周りの美しいものを

    見たいと思わないんだ

    なんて 残念な事なんだ ・・・


           作詞・作曲:George Harrison








 そして、映像をもう1本。

 ジョージ・ハリスンが亡くなって一年経った一周忌に 「Concert for George」 (コンサート・フォー・ジョージ) というイヴェントが開催された。

 2002年11月29日、ロイヤル・アルバート・ホールに於いて、ジョージの後妻オリビアと息子ダーニ (ダニー・ハリスン) によって計画され、エリック・クラプトン主催で行われた。

 この時の演奏で、「Isn't It A Pity」 を。










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                              では、また。