2013年12月30日17時30分頃、東京都西多摩郡瑞穂町の自宅で家族と夕食後のデザートに林檎を食べている時に倒れ、救急搬送された。 救急隊が駆けつけた時には既に心肺停止状態であり、病院に搬送後、19時頃に死亡が確認された。

 死因は、解離性動脈瘤 (かいりせいどうみゃくりゅう) とされた。

 大瀧さんの突然の訃報は、音楽関係者に大きな衝撃を与え、山下達郎、佐野元春、大貫妙子、桑野信義らが追悼のコメントを発表した。 また、長年の盟友だった松本 隆は自身の Twitter にて 「北へ還る十二月の旅人よ」 と題した追悼の辞を捧げている。

 2014年1月4日、都内で葬儀が営まれ、約100人の関係者が参列した。 式場には、「夢で逢えたら」 が流され、大瀧の柩は、はっぴいえんどのメンバーだった松本 隆、鈴木 茂、細野晴臣の3人らによって抱えられた。

 また、多くのスタッフ・関係者からの要望により3月をメドに 「お別れの会」 を執り行う事が検討されている。


 今日、私は仕事がお休みだったので、朝起きてまず、これまでにブログで取り上げさせて頂いた大瀧さんの曲の映像を全部、削除されていると思っていたので、違うものに再アップするという作業から始めました。 案の定、削除されていましたね ・・・

 で、ここ数日、今日取り上げるべき曲、私にとっては何だろう? とずっと考えていました。

 言わずと知れた名盤 「A LONG VACATION」 からは、あえて避け、違うアルバムからのものにしようかな? ・・・ とか、なかなか決まりませんでした ・・・

 しかし、やはり、我が青春の1ページを彩ってくれた1枚のアルバム。 このアルバムの中から取り上げさせて頂かずに、私自身の大瀧さんへの追悼にはなるまい ・・・ という事に落ち着きました。

 1981年にリリースされて以来、30年以上経った今でも、夏には、車の中で聴くドライヴ・ミュージックの1枚となっているアルバムですので。

 今日は日曜日なので、山下達郎さんのラジオ番組 「サンデー・ソングブック」 (東京FM) を聴こうと ・・・ 。 例年ですと年明け最初の放送は、大瀧さんとの 「新春放談」 ですので、14時にチューニングを合わせ聴き始めましたが、冒頭で達郎さんのこういうコメントがありました。

 「この番組は、大瀧詠一さんの訃報の前に収録された関係上、一切その事には触れていません。 特集等は、違う機会にと思っております。 」 との事で、今週も 「新春リクエスト大会 (パート2)」 という事でした。 来週も違う特集を組んでいるらしく、大瀧さんの事に関しての番組という事では、もう少し先になるのかもしれません。

 しかし、本日、違う特集番組ですが、夜19時より約1時間の番組で、伊藤銀次さん・杉 真理さんによるパーソナリティで、「永遠のナイアガラ伝説! ~大瀧詠一トリビュート~ 」 が放送されます。 これは、「大瀧さんと一緒に 「ナイアガラ・トライアングル 」 のメンバーとして参加し、同氏を師と仰ぐ伊藤さんと杉さんが、大瀧さんの素晴らしい音楽と知られざるエピソードをたっぷりお届けする」 、というもの。 時間が合えば、聴きたいと思っています。


 さて、曲に行きましょう。


 「恋するカレン」 。

 若かった頃、この曲を聴きながら、将来結婚して女の子の赤ちゃんに恵まれたら、名前を 「かれん」 にしようかな? とか、妄想 (笑) していました。

 しかし、歌詞の内容が、あんまり適さなくて、最後には 「振られた僕より哀しい そうさ哀しい女だね 君は ・・・ 」 と終わるので、あ、やっぱりダメだな ・・・ とかね ・・・ (笑) もっとも、歌詞は松本 隆さんなんですけどね (笑)













 そして、もう1曲。 1曲、というか ・・・ こんな映像を見つけましたので。

 この映像を作り、You Tube にアップした方も大瀧さんの大ファンのようで、実に16曲をメドレーにして、映像を作りあげています。 素晴らしい出来だなーと思ったので、拝借します。 この場を借りてお礼申し上げます。 ありがとうございました。

 
 




 取り上げている曲は ―――

  
   青空のように

   バチェラー・ガール

   レイクサイド・ストーリー

   ♡ (ハート) じかけのオレンジ

   恋のナックル・ボール

   FUN×4

   スピーチ・バルーン

   雨のウェンズデイ

   カナリア諸島にて

   ペパーミント・ブルー

   恋するふたり

   幸せな結末

   恋するカレン

   Blue Valentine’s Day

   さらばシベリア鉄道

   君は天然色

   ♡ (ハート) じかけのオレンジ

  
 1981年リリースの 「A LONG VACATION」 、1984年の 「EACH TIME」 からの曲がほとんどですが、「青空のように」 と 「Blue Valentine’s Day」 は、1978年リリースのアルバム 「NIAGARA CALENDAR」 に収録。 「♡ (ハート) じかけのオレンジ」 は、1982年リリースの 「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」 からですね。

 シングル、「幸せな結末」 (1997年) と 「恋するふたり」 (2003年) は、アルバム未収録のようなので、今後、トリビュートのベスト盤のようなものに収録され、発売されたら嬉しいな ・・・


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EACH TIME 20th Annniversary Edition/大滝詠一

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            大瀧詠一さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます ・・・





                       では、また。