1980年代の洋楽、続けています。

 今日は、ミッドナイト・オイル (Midnight Oil) というバンドの曲を。

 知らない方も多いと思われますが ・・・ 当時、私の耳を捉えて離さなかった曲をご紹介します。


 ミッドナイト・オイルは、オーストラリア、シドニー出身のロック・バンド。 1976年から2002年まで活動した。 2005年、2009年に再活動あり。 音楽ジャンルは、オルタナティヴ・ロック、ハード・ロック、ニュー・ウェイヴ。

 2003年に環境と音楽産業への寄与を評価され、オーストラリア勲章を授与した。

 リード・ヴォーカルだったピーター・ギャレット (Peter Garrett) は、世界的な反捕鯨主義者として知られ、2007年よりオーストラリアの環境・国家遺産・芸術大臣を勤めている。

 今日の曲 「ザ・デッド・ハート (The Dead Heart) 」 は、1986年リリースのシングル。 87年のアルバム 「Diesel and Dust」 に収録。

 アルバムは、オーストラリア・チャートで1位、全英19位、全米21位を記録。


 この曲の歌詞は、先住民族の視点から、オーストラリアという国を問い直した内容、との事。

 タイトルの 「Dead Heart」 の意味は、「死んだ心」 ではなく、オーストラリアで使われている言葉で、オーストラリアの奥地を意味する。

 そこは大陸中央部の過酷な砂漠地帯を指し、先住民族のアボリジニと一握りの勇敢な白人を除けば誰もそこに住まず、滅多に足を踏み入れる事もない場所。 アボリジニは、その砂漠にたくさんの聖なる場所があると信じているという ・・・


 作詞・作曲は、Robert Hirst (Drums) 、Jim Moginie (Guitar、Keyboard) 、Peter Garrett (Vocal) 。

 映像は、公式PVと2009年のライヴから。 ライヴ映像の音声は、少し大きめ。






















Diesel & Dust/Midnight Oil

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              では、また。