ビートルズ特集、ラストです。

 今日は、ジョン・レノンの曲を。

 「ノーバディ・ラヴズ・ユー (フエン・ユーアー・ダウン・アンド・アウト) (Nobody Loves You (when you’re down and out) ) (= 邦題 愛の不毛) 」 は、1974年に発表されたジョン・レノンのソロ4枚目のアルバム 「Wall and Bridges (= 邦題 心の壁、愛の橋) 」 に収録された曲。

 アルバムは全英6位、全米1位を獲得。

 タイトルの意味は、直訳すると 「君が滅入っている時、誰も君を愛してくれない」 となり、「みんな自分ことしか考えずに、愛する事も知らない」 という内容の歌。

 楽曲自体はアコースティック・ギターによる弾き語りだが、今日の音源はオリジナルのヴァージョンで、「フランク・シナトラを意識した」 とジョンが語ったオーケストラをフィーチャーしたもの。

 2005年リリースのリマスター版では、弾き語りのみのヴァージョンで、「 ~ オルタネイティヴ・ヴァージョン」 のタイトルが付きボーナス・トラックとして収録された。


 ジョンの当時の心の闇がうかがえる、そんな曲です ・・・


 映像は、英語詞が分かる物。















  歌詞はこんな感じ ・・・


  落ち込んでいる時には 誰も君を愛さない

  有頂天になっている時には 誰も君を気にかけない

  誰もが、はした金のために夢中になっている

  僕は君の背中を引っ掻く そして君も僕の背中を引っ掻くだろう

 
  向こう側へもずいぶん行った

  僕の見たものは 全部君に伝えてきたから 隠し事なんてない

  だけど 君は 「愛してる?」 って僕に聞く

  どうしてだい? ・・・ 僕の答えはこうさ、「全てはショー・ビジネスさ」


  落ち込んでいる時には 誰も君を愛さない

  有頂天になっている時は 誰も君を気にかけない

  誰もが、はした金のために夢中になっている

  僕は君の背中を引っ掻く 君は僕の背中にナイフを突き立てる


  何度も海を渡った

  片目の魔法使いが盲人を導いているところを見てきた

  だけど 君は 「愛してる?」 って僕に聞く

  何だって? ・・・ すくい上げたと思った瞬間から こぼれ落ちてゆく


  朝、目が覚めて 鏡をただ 覗き込んでいる

  暗闇の中に横たわり もう二度と眠れぬ事を知る


  年老いて 白髪になった君を もはや誰も愛さない

  ハイになったりダウンになったりしている君を もはや誰も愛さない

  誰もが話すのは 自分の誕生日の事ばかり

  そして君が 地下6フィートに眠ったら

  「良い人だった」 なんて言うものさ ・・・




 


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            では、また。