アルバム 「Help!」 からもう1曲。

 「イエスタデイ (Yesterday) 」 を。

 作詞・作曲はレノン=マッカートニー名義だが、実際はポール・マッカートニー単独作。

 ビートルズが初めて弦楽四重奏をバックにしたアコースティック・バラードで、数あるビートルズののナンバーの中でも最も人気の高い作品の一つ。

 イギリスでは、ビートルズの活動中にはシングル・カットはされなかったが、ただし四曲入りのEP 「イエスタデイ」 においてカット発売された。 ビートルズ解散後の1976年に 「I Should Have Known Better (= 邦題 恋する二人) 」 をB面にシングル・カットされた。

 アメリカでは、1965年リリースのアルバム 「Help!」 のアメリカ版編集盤 「Help!」 には収録されていなかったため、同年に新曲扱いのシングル盤としてリリース。
 
 ビルボードで4週連続1位を獲得。 B面は 「アクト・ナチュラリー」 で、日本でも同じカップリングでシングル盤がリリースされたが、「アクト・ナチュラリー」 がA面であった。

 1966年の来日コンサート (日本武道館) において 「イエスタデイ」 も演奏されたが、ポールが歌い出すと、突然今まで彼等に向けられていた歓声が止んだ。

 これは、ビートルズの公演では異例な事で、ジョンは 「突然クラシック・コンサートのステージに立ったみたいで緊張した」 と驚き、ポールも 「日本のファンは、マナーを守って僕らの曲を聴いてくれるので好感が持てる。 親日家になったきっかけだ」 と語ったという。


 では ・・・ 映像を。

 今回も歌詞がわかる物と、当時のライヴからの物と2本を。





















Help (Dig)/Beatles

¥2,167
Amazon.co.jp









           では、また。