前回までのスピッツの流れで今日は、Mr.Children を取り上げさせて頂きたいと思います。

 どういう流れかと言いますと、今年の夏にスピッツが、ミスチルなどが主催の ap bank fes に初出演したという事なので ・・・

 ap bank というと、夏の野外フェスの一つとして定着しましたが、そもそも 「ap bank」 って何だろう? ・・・ という事で、簡単にその説明をして、曲の方に行ってみたいと思います。

 ap bank (エーピーバンク) とは、一般社団法人で、小林武史、櫻井和寿、坂本龍一の3人が拠出した資金を環境保護や自然エネルギー促進事業、省エネルギーなど様々な環境保全のためのプロジェクトを提案・検討している個人や団体へ低金利で融資する非営利団体の事。

 「ap」 の意味は、「Artists’ Power」 及び 「Alternative Power」 の略。

 資金源は主に、「Bank Band」 による音楽活動の収益による。

 その音楽活動の軸となっているのが、2005年から毎年夏に (7月中旬頃) 開催されている 「ap bank fes」 という野外フェスティバル。

 静岡県掛川市の 「つま恋多目的広場」 のみで行われていたが、2012年の今年のフェスでは、兵庫県淡路市の国営明石海峡公園 (阪神・淡路大震災の被災地) と宮城県柴田郡の国営みちのく杜 (もり) の湖畔公園 (東日本大震災の被災地) が加わり、初めて3ヵ所で開催された。

 ちなみに2011年・2012年の収益金は、東日本大震災の復興支援に充てられる、との事。

 全ての公演に Bank Band (小林武史 (キーボード) 、櫻井和寿 (ヴォーカル、ギター) 、小倉博和 (ギター) 、亀田誠治 (ベース) らを中心としたバンド) と Mr.Children が出演し、ゲストのアーティストを招いて行われる野外音楽フェスですね ・・・


 では、今日の曲は ・・・ ミスチルさんによる尾崎豊さんのカヴァーで 「僕が僕であるために」 という曲。

 1983年リリースの尾崎豊のファースト・アルバム 「17歳の地図 (英題:SEVENTEEN’S MAP) 」 からの曲。

 このアルバムは、当時彼が17歳の時にレコーディングした作品。

 2004年には、トリビュート・アルバムにおいて Mr.Children がカヴァーしていて、長らく演奏される事は無かったが、ap bank fes ’10 にてライヴ初披露された。

 今日は、その映像を ・・・

 作詞・作曲:尾崎豊 / 編曲:町支寛二














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          では、また。